ホンダ、東南アジア生産車にインド製鋼板
ホンダは7日、東南アジアで生産する自動車に国内自動車大手としては初めてインド製鋼板を大規模に採用する方針を明らかにした。
現在使用している日本製や韓国製の鋼板を2010年代前半から段階的に インド製に切り替え、最終的には全量をインド製にして大幅なコスト削減を狙う。 アジア地域で素材・部品生産の分業体制を拡充、新興国でのシェア(市場占有率) 拡大を目指す。
ホンダがインド製鋼板の導入に踏み切るのは、大手鉄鋼メーカーがない 東南アジアでは車用鋼板を日本などから調達せざるを得ず、鋼板の現地調達率が 高い北米、欧州などに比べてコスト高を余儀なくされているためだ。
鉄鉱石資源が豊富なインドはアルセロール・ミッタルやタタ製鉄など世界的な 鉄鋼メーカーが車用鋼板を生産している。
車1台に1トン近くが必要な鉄製品をインドから調達すれば輸送費が抑えられ、 課題とされる鋼板の品質も克服できるメドが立ったと判断した。
ホンダはタイ、マレーシア、フィリピンなど中国を除くアジア8工場で 世界生産の1割強に相当する約32万台を生産。
東南アジア諸国連合(ASEAN)の域内関税を段階的に撤廃する貿易自由化の 利点を生かし、部品生産は自動変速機をフィリピン、バンパーをマレーシアで 一括して行うなど分業によるコスト削減を進めている。
インドは08年にASEANと経済連携協定(EPA)に基本合意しており、 今後インドとASEAN間の車部品の関税率引き下げが進めば、インド製鋼板の 調達にも追い風になるとみられている。
ソ¥ースは
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090707-OYT1T00621.htm?from=main1