滑稽なことに中国外交部は「オランダとドイツに中国大使館の安全と尊
厳を守るように要請した」(人民網、7月8日)。
オランダの中国大使館前には200名近いデモ隊が現れ、ウィグルの弾圧を許すなと訴えた。ドイツでもミュンヘン領事館に火炎瓶が投げられた。
このように過剰に反応する手段も政治宣伝の一環。過剰な自己防衛は、在日朝鮮族がときおり不利な政治状況に陥ると、通学中の女子学生の民族衣装がナイフで切られるという「年中行事」にも似ている。
一方、中国共産党指導部にはかなり深刻な同様が拡がり、対策チームが発足した。 胡錦涛不在のことゆえに次期総書記に有力とされる習近平の「腕試し」にもなる。胡錦涛はチベット自治区書記の時代に、徹底的に「暴¥乱を鎮圧した」功績によって、トウ小平に認められた。習近平も、ウィグルの反乱を力で平定し、いかに「安定を確保するか」の政治的力量が問われる場面でもある。
対策チームは習近平を基軸に周永康(中央政治局常務委員)、王楽泉・ウィグル自治区書記、孟建柱・公安部長らが出席して騒乱を「テロ」と位置づけた(多維新聞網、7月9日)。
結局、どれだけ人を殺したかで、権力の掌握が決まるのですね。中国は地球の癌だと思う。日本は賢人福沢諭吉の教えに従って、脱亜入欧が一番賢明かもしれない。