22日の皆既日食、見られない地域も部分日食 欠ける割合は札幌50%、東京70%、福岡90%
今世紀最大の皆既日食が22日に迫った。
日本で観測できる場所は鹿児島県沖の屋久島や奄美大島などに限られるが、
部分日食は全国各地で見られる。
「今回ほど大きく太陽が欠けるのは、めったにないチャンス」と話すのは、
天体写真家の中西昭雄さん(45)。部分日食により太陽が欠ける割合は、
札幌で最大約50%、東京で約75%、福岡で約90%など。
月が太陽を完全に覆い隠す皆既日食ほどではないが、十¥分に幻想的だ。
太陽光線は強いため、東京で実際に日食を楽しめるのは、太陽が半分ほど欠け始める
午前10時40分頃から。
中西さんは「この頃を見計らって、木陰に入って木漏れ日を探してみては」と、
間接的な観測を勧める。
日食が始まると、葉のわずかなすき間がピンホールの役目を果たし、
欠けた陽光が地面のあちこちに木漏れ日となって投影される。
この場合、芝生などよりも平らな場所を選ぶのがコツとか。
日食の最大は午前11時前後。ハンカチの上に木漏れ日を映し出すのもいいかもしれない。
画用紙にコンパスや鉛筆で小さな穴を開け、陽光を別の紙に映し出し、
日食の影絵を楽しむこともできるという。
ただ、部分日食とはいえ、直射日光を肉眼で観察するのは禁物。
赤外線で網膜が損傷し、最悪の場合は失明の恐れもあるためだ。
国内で46年前に皆既日食が観測された際、黒いすすを付けたガラス板で
太陽を見た人も多いというが、これも危険。
黒い下敷きやサングラスも同様で、まぶしさは減っても、目に有害な赤外線や
紫外線を遮断できない。
(一部省略)
ソ¥ース:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090709-OYT1T00722.htm