●氷河期当時の黄海はほぼ陸地でした(もちろん日本列島も大陸の一部でした)。
そして当時の稲(籾殻)は今の南部朝鮮半島でも見つかっており、日本列島でも見つかっています。
それは何を意味するのでしょうか?
…普通に考えれば、その辺りが「野生種の稲」が自生できる北限だったと判断できます。
●氷河期が終わっても野生種の稲が自生できる北限は大きくは変わっていません。
その原因は、当時の日本列島にあたる地域が暖流の影響を強く受けており、
氷河期といえども比較的温暖な気候だった事にあります。
●つまり、「野生種の稲が自生できる北限を越えて伝播する可能性は極めて低い」とすれば、
氷河期以降に黄海で分断され半島になった朝鮮地域北部を経て日本へ伝播したとする事には無理があると言わざるを得ません。