韓国人識者「半導体で日台韓が『戦略的友人』として団結すべきだ」……日本・台湾「え、なんで?」
台湾+日本「半導体密着」……韓国とは戦略的なR&D友達になれるか(中央日報・朝鮮語)
今日のライバルは明日の友達になるのだろうか。 この間、半導体産業で激しく競争してきた韓国·日本·台湾がグローバル半導体供給網再編の中で関係を再確立する必要性が提起された。 米国の対中規制と中国の空襲という巨大な波の前に、「韓国のメモリー、日本の材料、台湾のものづくり」が意気投合する可能性だ。
第1回「半導体供給網再編と経済安保」国際フォーラムが22日、台湾台北国立政治大学で開かれた。 韓国・台湾・日本の政治・安保・産業学者および政策立案者が集まって急変する対外環境の中で半導体産業協力の可能性を議論した。 (中略)
先月、日本熊本県にTSMC半導体1工場が開所したことを反映するかのように、フォーラム開始から台湾と日本は「半導体友情」を誇示した。 台湾半導体政策の設計者である国家科学委の禹正中主任委員(長官・大臣級)はこの日の基調演説で、「今後、民主主義陣営と共産主義陣営に分かれ、激しい競争が繰り広げられるはずだが、民主陣営である私たちが団結しなければならない」と述べた。 続いて基調演説を行った日本国際文化会館地経学研究所の鈴木一人所長(東京大学公共政策大学院教授)は「日本と台湾は同じ考えを持った国家なので、不安定で脆弱な国際秩序の中で相互協力できる」と答えた。 (中略)
台湾と日本の密着とは違い、フォーラム全般的に韓国との協力についての言及は少なかった。 韓国が世界メモリー半導体市場の60%以上を占め、ファウンドリーではサムスン電子がTSMCの後を継いだ2位であるだけに、競争者と見る雰囲気だった。
この日、13人の講演者の中で韓国人は『半導体三国志』の著者である成均館大化学工学部のクォン・ソクジュン教授が唯一だった。 クォン教授は「韓国·台湾·日本が研究開発(R&D)オープンプラットフォームを作って長期的に技術協力をしなければならない」と提案した。 ヨーロッパは半導体生産能力が少ないが、ベルギー·フランス·オランダ3国が共同設立した半導体研究所IMECがASMLの次世代極紫外線(EUV)露光装備開発とテストを専門担当し、業界に影響を及ぼしている。 このように東アジア3国も「戦略的友人」として団結しなければならないという主張だ。 (中略)
ヤン・グァンレイ教授も「今、韓国とは率直に協力より競争関係」としながらも「韓国はメモリー半導体強国であり、AI時代にはメモリーとロジックの両方が必要なので協力する時代が来ることができる」と話した。
(引用ここまで)
台湾で日台韓の政策、安保、半導体関連の専門家が集まっての会議が行われました。
日本からは東大大学院の鈴木一人教授が出席。国際政治のエキスパートです。アメリカのドラマ、24の翻訳監修者でもあります。
ロシアから入国禁止処分を受けたことも記憶に新しいところ。
その中で半導体関連での台湾と日本の蜜月具合が語られています。
熊本のTSMC(JASM)第1工場が稼働しつつあることに象徴されるように。
そして、同時期に発表されていたTSMCのアメリカのアリゾナ工場、ドイツのドレスデン工場の進捗が捗々しくないことを見ても分かるように。
今回の日本政府による積極性は相当なものであったことが分かります。
まさに鈴木一人教授がいうように「日本と台湾は価値観が近いので相互協力できる」わけです。
会議の大勢は日台間の協力についての言及だったようですが。
韓国側からは「その環に入れてほしい」といった話も出たとのこと。
ベルギー、フランス、オランダが協力して設立されたimecのように日台韓でも協力することができるはずだ……とのことですが。
利害関係が一致して設立された研究機関であるimecと、日台韓の状況はだいぶ違う気がするなぁ。
韓国は後工程メインでのビジネスの相手であっても、それ以上に踏みこんだら韓国で合弁会社を設立してなんもかも奪われたスクリーンの二の舞です。
半導体製造装置でほとんど存在感のない韓国、CHIPS法、CHIP4で影が薄いのも当然か……唯一、韓国企業でシェアが高いのは日本から技術を奪ったもののみ(楽韓Web過去エントリ)
韓国とは目指している方向性が常に異なっているのです。
「協業」はあるていどできても、協力はできない大きな理由ですよね。