韓国大統領、過去の北支援政策を痛烈批判
【ソ¥ウル=前田泰広】韓国の李明博大統領はポーランドでニュース専門テレビ「ユーロ・ニュース」のインタビューに応じ、韓国の左派政権が2008年2月までの10年間に行った対北朝鮮支援について、「(北朝鮮の)核武装に使われた疑惑がある」と発言した。
また、金正日総書記を「最も閉鎖された社会の指導者」、北朝鮮を「私たちが理解できない地球上で唯一の国」と酷評した。
インタビューは7日行われた。大統領府によると、李大統領は「莫大な支援をしたが、北朝鮮社会の開放に使われなかった」と述べ、過去10年の支援が失敗に終わったとの認識を示した。韓国政府によると、左派政権下での支援総額は69億ドル(約6500億円、1ドル=約94円)に達する。
北朝鮮では毎年、約100万トンの食糧が不足するなど厳しい状況が続いている。今年の国家予¥算は34億5000万ドルに過ぎない。
一方で、4〜7月の長距離弾道ミサイル発射や核実験の実施で約7億ドルを費やし、現在も約40億ドル分の弾道ミサイルを保有している、との分析もある。
(2009年7月9日20時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090709-OYT1T00919.htm?from=main2