韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)を巡り、領土・主権展示館(東京都千代田区)が1954年の武力占拠直後に数百頭のニホンアシカの生息が確認されていたことを示す韓国側の記録をパネル展示している。ニホンアシカは75年を最後に目撃情報が途絶えており、韓国側では日本人による無差別な乱獲で絶滅に追い込まれたという主張がある。パネルはこうした主張に対し「なぜ、ニホンアシカが姿を消したのか、冷静で学術的な議論が必要だ」と指摘する。
韓国の主張は韓国の記録でも無理が
一方、韓国では「戦前の日本の乱獲で全滅した」などと唱えられている。慶尚北道独島史料研究会は2014年、「独島(竹島の韓国名)のアシカを滅亡させたのは日本だ」と主張した。
今回のパネル展示はアシカについて、韓国の国立海洋調査院が13年の報告書で「1958年に少し(200〜500頭前後)生存と報告。保護政策はなく、捕獲を継続。75年の最後の目撃以降、絶滅したと推定」と指摘した記録や、韓国の研究者が78、79年に世界自然保護基金(WWF)に提出した報告書で「(約500頭のアシカが)57年まで独島(竹島の韓国名)に生息していたが、駐留した武装警備隊に恐れをなして移動してしまったようだ」とした点を盛り込んでいる。この報告書は「繁殖地の回復にもっともよい方法は島から警備隊を撤退させることだ」とも指摘している。
パネルはこうした韓国側の報告について「『日本人がアシカを絶滅させた』という主張は、韓国側の記録からみても無理がある」と指摘した。(奥原慎平)
息を吐くように 嘘、嘘、嘘 ばれた