「中国人、韓国人お断り」
大久保の飲食店の入店拒否が“ヘイトスピーチ”と物議…
新宿区は「人種差別にあたる」と回答、取り下げ要請も検討
2024年7月24日 16時54分
外国人観光客にも人気の高いエリアである東京・新宿。しかしXでは、特定の国籍の外国人を入店拒否した飲食店の投稿が波紋を呼んでいる。
問題視されているのは、7月5日に新宿区・百人町のあるバルがXアカウントに投稿した写真。店のエントランスのガラス面を撮影したもので、客による迷惑行為に悩まされているのか、そこにはホワイトマーカーで「中国人、韓国人お断りします」と明記されていたのだ。
また、ひとつ前の投稿では韓国人による迷惑行為があったことも明かしており、何らかのトラブルがあった可能性も伺える。
この投稿は瞬く間に拡散し、すでに2,400万以上のインプレッションを集めている(24日15時現在)。中国人と韓国人を名指しして入店拒否を表明した店には、驚く声や“差別ではないか”と指摘する声が相次ぐ事態に。
《なぜ国によって一括りにするのか分からない。その人が店にとって嫌なのであれば、その人を断ればいい》
《人種に言及するのは間違い。気分悪いやつは追い出しますでよくない?》
《特定の国籍や民族の方々を排斥する言動はヘイトスピーチです》
《確かに店舗側にも客を選ぶ自由はあります。でもこのような差別は許されません》
「この投稿によって同店を見に行く野次馬のみならず、YouTuberや海外メディアまで集まるなど騒動が広がりました。同店は後に、入店拒否を表明したエントランスのガラス面に新たなメッセージを発信。中国人と韓国人を入店拒否した理由について“暴力行為や営業妨害が頻発したため”と説明し、店側に誹謗中傷が寄せられていることも明かしていました」(週刊誌記者)
いっぽう新宿区では人種差別の一形態であるヘイトスピーチに取り組むことを表明しており、いくら迷惑行為対策とはいえ、同店の対応は差別行為として見なされる可能性もあり得る。
ヘイトスピーチにあたるかどうかは判断することは難しい。ただし、『人種差別撤廃条約』の人種差別にあたると考える》
今後、こうした記載が確認できたら、飲食店に取り下げの要請を行う。ただし、強制的に削除することはできないことから、最終的に削除するかは飲食店側次第となる》と方針を示していた。