ソ¥ニー、電機トップをきって株主総会
6月19日17時28分配信 産経新聞
今年3月期決算で巨額赤字の計上が相次いだ大手電機のトップを切って、ソ¥ニーの株主総会が19日、都内ホテルで開かれた。総会では、ハワード・ストリンガー会長兼社長ら15人の取締役選任など会社提案の議案などを決議。同社は主力のテレビ事業が円高や価格下落で収益が悪化し、平成21年3月期に989億円の最終赤字に転落、22年3月期も1200億円の赤字見通しを示している。
ストリンガー会長兼社長は「競争力強化と収益力回復を目指し、4月に抜本的な人事、組織の改革を行った。機動性の高いグローバルカンパニーへと変革する」と述べ、株主に対して改革に理解を求めた。
株主からは「ソ¥ニーらしいワクワクする製品がない」「技術のソ¥ニーを復活させてほしい」との質問が相次ぎ、ストリンガー会長が社長を兼務する理由を問う声などもあった。
去年の総会まで7年続いた大阪の市民団体「株主オンブズマン」からの取締役報酬の個別開示を要求する株主提案は今年はなかった。この日、出席した株主数は8329人と過去最多だった。