縄文とアイヌの関係を考える
まずは縄文人の 母系 ミトコンドリアDNA の確認 ( ハプログループYが存在しないことに注目)
1万年以上続いた縄文時代 ミトコンドリアDNAも地域によって違いがあるが、
N9 と M7a 2つのどちらかが多くを占めていることは共通している。

その縄文遺伝要素を最も多く引き継いでいるのが アイヌ民族
100% アイヌ> 琉球沖縄> 本土日本人 > 韓国人 >0%
2019年 日本政府もアイヌ民族を先住民族として正式に位置づけている。 アイヌ新法
一方で アイヌは先住民ではないと反対意見を持つ人もいる。 否定派
その証拠にミトコンドリアDNAの違いを示してくる。
北海道 時代区分 縄文 続縄文文化 7世紀 擦文文化 13世紀 アイヌ文化
( 5世紀 から9世紀 オホーツク文化 )

円グラフ 左から
縄文~続縄文 オホーツク文化 近世アイヌ (江戸) 現代アイヌ
最初の図、一番左の円グラフをみてわかるように、縄文遺跡から出土した古人骨からはアイヌ民族に見られる
ミトコンドリアDNA Y が全くない。
ミトコンドリアDNAの変化を見て アイヌの方が侵略者であると考える人もいる。
ちなみに縄文DNAを多く引き継いでいる沖縄 琉球もYがない。 (北海道縄文に見られるG1bも殆どない)

5世紀から、アイヌがカムチャッカ半島 樺太 オホーツク沿海あたりの先住民と混血しDNA を引き継いでいるのは確かだろう。
13世紀までに、ニブフ 元 モンゴルの攻撃から逃げた少数民族などの混血も中にはいたかもしれない。
ミトコンドリア ハプログループ 東北 北海道 関東 jomon Okhotsk
AI (アイヌ ) MJ (本土日本人mainland Japanese ) Ry ( 沖縄 Ryukyuan ) Ko (Korean )
Okhotsk と Ainu はハプログループ 縄文にない Y と 北海道縄文にしかないGの割合が凄く大きく 縄文とは全く違う
現代アイヌ ≠ 先住民 否定派が好む主成分分析

しかし、ミトコンドリアDNAもオホーツク人のYが入ってくるだけで、縄文系が消えたわけではない。
m7a n9b 高頻度で見られているし 現代アイヌが縄文を引き継いでいるのは間違いない。
縄文= アイヌではないが、 アイヌ文化が13世紀以降でも700年続いている文化であることは間違いない。
700年以上続いている文化は 本土でもなかなか見つけづらい。 アイヌが先住民と規定しても別に問題ないと考えている。