韓国にあるダイソーで500円の携帯充電器が爆売れする

ダイソーで発売された携帯電話の充電器が連日品切れ
11日、汝矣島駅近くのダイソー(=2023年12月に100%韓国出資の韓国企業になった)の店員に25Wの充電器があるかを尋ねると、職員は「どこかのネットで紹介されたんですか? ここ数日、お客さんが一日中聞いてくるんですが」と聞き返された。彼は「(製品を)補充すると飛ぶように売れてしまい、現在は品切れ状態」とし、「いつまた入荷されるかは正確には分からない」と説明した。
(中略)
10日、ソウル市内のあるダイソーの25W充電器のコーナー
先月初め、ダイソーで新発売された携帯電話の充電器が連日品切れになるほど人気を集めている理由は何だろう。サムスン純正の充電アダプタとケーブルを製造するメーカーと同じにも関わらず、価格が5,000ウォン(=約550円)と安いためだ。
オンラインコミュニティなどでは既に「ダイソーのサムスン充電器」という名前が付いている。ネットユーザーは
「ダイソーはやらかしたね。超得なんだけど」
「どうやってコストを削減したのだろう。値段を5,000ウォンにしたのはすごいよ」
「近くのダイソーに毎日行ってチェックしているのにいつも品切れ」 など、熱い反応が相次いでいる。
10日、ソウル市内のあるダイソーで25W充電器が品切れになっている
12日の業界によると、ダイソーはRFTechとSOLUMが製造した25W充電器を先月上旬に5,000ウォンで発売した。この2社はサムスンの製造協力メーカーだ。サムスンドットコムやサムスンストアなどで販売する純正の充電器も同社で製造している。
ダイソーの店頭でもやはり「サムスンが選んだ会社」「サムスン公式の協力会社の製造」などのフレーズでこの事実をPRしていた。これを見た消費者の間でコスパが良い製品として口コミが広がり、発売して1ヶ月で品薄現象を起こすようになったのだ。
サムスン製ノートパソコンの充電器メーカーの名前。ダイソーの充電器を製造したの同じSOLUMだった
通常、充電器は電力の基本単位であるWで性能を測ることができる。W数が大きいほど充電できるスピードが速くなる。一般に15Wからは高速充電器に、25Wからは超高速充電器に分類される。ノートパソコンの充電器の中には45Wや60Wのものも存在する。
今回話題を集めたダイソーの充電器は25Wで、同じW値のサムスン純正の充電アダプタは1万2,000ウォン(=約1,300円)台で販売されている。価格だけで見れば2倍以上も違いがあるわけだ。
ダイソーによると、この充電器は4種類あり(2メーカー・カラー2種)は発売開始から2週間で完売した。期間限定品ではないので何度も補充しているが品切れを起こしていると関係者は伝えた。彼は「包装を最小限にしたり、流通や商品のデザインを簡素化するなどの努力によって価格を下げた」と説明した。
充電器の発熱を計測している様子
部品に違いはある
ただ細かい部品一つ一つが100%同じとは断定できないというのが業界の診断だ。
サムスン製とダイソー製を分解したIT YouTuberの動画では、「性能の差はないが発熱ではダイソー製品の方が少し温度が高かった」とし、「回路の基板は構造はほぼ同じだが変圧器の電線の仕上げに違いが見られる」と診断した。この映像は先月26日にアップされると既に31万回の再生回数を記録するほど話題になっている。
業界のある関係者は「最近は素材に窒化ガリウム(GaN)を入れた充電器が脚光を浴びている」とし、「サムスンも電力損失が少ないGaNの充電器を新製品として打ち出しており、GaNが入っていない一般的な25W充電器の単価が安くなった可能性がある」と耳打ちした。彼は「協力会社の契約構造を考えれば、設計から部品まで全く同一の製品を販売することはできないのは当然」と述べた。
(後略)