業績悪化で株価下落のウェブトゥーン、対応に四苦八苦。「ウォン安、円安がなければ業績は伸びている」と主張
悪材料が重なったネイバーウェブトゥーン、投資家管理に総力…800万ユーチューバーとも協業(ソウル経済・朝鮮語)
成長の勢いが停滞し、公募価格対比株価が半分になったネイバーウェブトゥーンが、優秀作家の発掘と知識財産権(IP)の拡張を通じて、主力市場である日本と米国の攻略を強化する。 これを通じて企業価値を高める一方、遅々として進まない株価を引き上げるという戦略だ。 特に、投資家管理(IR)の強化と株主価値の向上のために、米国の金融投資業界で経験豊富な専門家を迎え入れるなど、多角的な努力に力を入れている。 (中略)
ネイバーウェブトゥーンは、ウォンと円安による為替効果を除去すれば、第2四半期の売上げが7億372万ドル水準で、前年同期比13.7%増えたと強調した。 (中略)
加入者800万人のユーチューブ「トライ・ガイズ」とも協業した。今月、米国ニューヨークで開かれる大型エンターテイメントフェア「ニューヨークコミコン2024」に史上最大規模で参加するなど、現地作家やファンとのコミュニケーションチャンネルも広がる。
広告事業も積極的に展開する予定だ。今年初め、ウェブトゥーンエンターテイメントはウェブ小説プラットフォームであるワットパッドと広告事業部を統合した。事業強化のための組織効率を拡大したのだ。今月7日から10日まで米国ニューヨークで開かれた広告・メディア行事「アドバータイジングウィークニューヨーク」に参加し、市場トレンドを点検した。キム・ヨンスウェブトゥーンエンターテイメント最高戦略責任者(CSO)は「オファーウォール(Offerwall・アプリなどで特定の作業完了時に報酬を受ける広告形式)や動画を短く見るなど、ユーザーの消費活動に現金の代わりに広告を見る方法で商品を多様化すること」 」と説明した。
このような努力にもかかわらず、ネイバーウェブトゥーンはショートフォーム(短い映像)コンテンツの影響力拡大に対応し、労使葛藤を解かなければならない課題も抱えている。ウェブトゥーン業界はチックトークとユーチューブショーツ、インスタグラム・フェイスブックリールズなどのショートフォームと利用者流入競争を繰り広げる状況だ。民主労総華島食品労組ネイバー支会はウェブトゥーンエンターテイメント上場後追加補償をめぐって6カ月目の合意点を見つけることができないとストライキ権限を含む争議権確保に乗り出した状態だ。
(引用ここまで)
アメリカで株式上場したものの業績が伸びずに、株主訴訟までかけられているNAVERウェブトゥーン。
この状況を脱しようとさまざまな手法をとっている、とのニュース。
かつては「北米で課金文化を掘り起こしてしまえば、すぐにでも世界で4兆円産業になる」「そのすべてをウェブトゥーンが把握するだろう」「日本のマンガは没落する」みたいなことを言っていたのですが。
韓国発の「ウェブトゥーン」は5年後に4兆円市場になって日本の漫画を追い抜くだろう……あー、またその話を垂れ流しているんだ(楽韓Web過去エントリ)
そのビジネスモデルはうまくいっていない状況が続いています。
現状、日本と韓国以外で課金モデルはまったく広がっていない。
で、北米ではいつもの「無料公開、広告で収入」ってパターンを継続する模様。
広告収入モデル……なぁ。Googleとかなら圧倒的規模でなんとかなるんでしょうけども。
コンテンツに広告つけたところでどこまで伸びるのか。なんなら広告見るのがいやでコンテンツを諦めるなんてパターンすらありますよね。
そのやせ我慢、どこまで続くことやら。上場しちゃったからもう引き返せないんでしょうが。
もう上場した以上、四半期ごとの業績を問われるようになってもしかたないんだよなぁ。
世界戦略とやらも東南アジアから撤退し、フランスから撤退し、中国からも撤退。
「主力市場である日本と韓国、北米に注力する」とはしています。
だいぶ「世界市場」が狭くなってませんかね?
「似たようなコンテンツばっかり」っていわれている根本状況をどうにかしたほうがよさそうです。
あ、それと「日本人漫画家がウェブトゥーンを学びに韓国に来ている」って記事もあったりします。
「漫画強国日本、今や韓国にウェブトゥーンを学びに来る時代…」製作からグローバル市場を目指す」(東亞日報・朝鮮語)
バッドローなるウェブトゥーンの作者がなんか語っているんですが。
……知らないなぁ。
「韓国独自の展開ではなく、グローバルな読者を意識して描く」「(ウェブトゥーンが)アジアのディズニーになるのは時間の問題」
まあ、時間の問題なら放っておいてもいいかぁ(笑)。