平家物語の 『義仲挙兵』の段に曰く、
「信濃一国靡かぬ草木もなかりけり」 の場面で書かれる名乗りに、
「桜井ノ太郎有之」、すなわち桜井の太郎と言う名が登場し、この場合の桜井は佐久市の中の地名です。
私が少し調べたところでは、いわゆる桜井ノ太郎なる地方の有力者が後に名乗った姓が臼田であり、
臼田と言う地名は臼田氏が住んだから臼田、一般的な地名が先で姓が後とは逆の現象があったようです。
証拠として、現佐久市内、旧臼田町の地域にはそれほど臼田姓は多くなく、
集中的なのは佐久市内桜井地域のようですし、過去帳においても桜井地域の臼田姓のほうが古い時代から記録されています。
これは10年以上前、平家物語への興味から私が調べた結果なので系統的な有力文献は存在していません。