2024年のジャパンカップは海外からゴリアット、
オーギュストロダンと最強馬が参加し大盛り上がりだった。
結果は大方の予想通りドウデュースの勝利に終わった。
競馬はとても繊細で馬場の違いで要求される適性に違いが出る。
ダートで勝てても芝では勝てない馬。
重馬場に強い馬。
高速馬場に強い馬。
したがって馬場によって訓練も選ばれる馬も違う。
欧州は重馬場でパワーが要求され
日本は高速馬場で瞬発力とスピードが要求される。
だからきっと海外馬はジャパンカップで勝てない。
そう思っていたがやはり日本の現役最強馬が優勝。
海外馬は3着に入ることもできなかった。
これは日本馬が凱旋門賞に勝てないのと逆相関である。
今回のジャパンカップ2位同着のシンエンペラーが
同年の凱旋門賞で12着だったことからも分かるだろう。
海外と日本では別競技とまで言われるゆえんである。
レース後オーギュストロダンの引退式が行われたが
ディープアンチはなんで日本で一勝もしたことがないオーギュストロダンが
日本で引退式ができるんだと怒っている。
その汚い行為をJRAは追及もしない。
JRAはディープばかりひいきしている。
これは八百長に通じる道だ」
だって。
私はいいと思ったけどね。
みんな短絡的過ぎる。
ディープは日本馬が世界に打って出た初めての馬で
その血が世界にわたり成長し名馬となって日本に帰ってきた。
JRAは何とかジャパンカップを世界的な大会にしようと必死で
そのために賞金も4億から5億に上げたし
海外馬が日本に来ても疲れないように国際厩舎を作り
遠征の疲れで不利を受けないように考慮し検疫もそこで受けられるようにした。
厩舎からレース場への移動もスムーズだし2重窓に防音壁と至れり尽くせりの仕様である。

黒い大型スクリーンの横が国際厩舎

国際厩舎のクラブハウス。6つのシャワールームが設置され、厩舎に出入りする人は必ず洗浄と着替えが必要

広くて天井も高い馬房。エアコンが設置され、天井に監視カメラもついている

検疫施設から馬を出せない間に運動するためのダートコースも新設された
素人目にもJRAは世界的なオブライエン厩舎と良い関係を結びたいのだと思う。
彼を大切にして次も有力馬を日本に連れてきてほしいのだ。
ジャパンカップで海外馬は勝てないと敬遠されるので、
JRAが指定したG1レースに勝利した馬はジャパンカップに出場しただけで20万ドルの
報奨金が出される。優勝したら賞金以外にボーナスも出る。(このボーナスがでかい)
これは日本馬も同じである。
もちろん人間が作るものに完全はないから不公平だと思うこともあるだろう。
だけどディープはエリザベス女王の牝馬の孫が産んだ馬で
エリザベス女王のお気に入りだった。
女王陛下が何度か親書を送り関係者へのお声がけや
ご自分の牝馬2頭に種付けさせるなど別格の存在だ。
要するに英国と日本の友好の象徴でもあり
彼を大切にすることが英国を大切にすることにもつながる。
それにディープは英王室と日本の皇室との間を結ぶ縁でもあり貴重である。
こうした政治に馬は関係ないのにJRAへの不満がディープへの反感になっているのが悲しい。
四角四面なのは良くない。
国を悪くするのでなければ多少の優遇はあっていいと思う。
あんまり目くじらを立てない方がいいことってあると思うけどな。。