ソウル地下鉄財政危機!赤字1兆ウォンデフォルト可能性

ソウル地下鉄1~8号線を運営するソウル交通公社は、2025年の運営資金が最大で1兆ウォン不足すると予測しています。
27日に韓国日報が取材した内容によると、ソウル交通公社はすでに主要な幹部と資金不足の状況を共有済みで、来年の資金不足は8,570億ウォンに達する見込みです。今年の不足額(4,688億ウォン)の約2倍に相当します。同公社は、債務不履行の可能性があることを認識しつつ、対策を検討していると報じられています。
資金不足の主因は輸送収入の減少です。ソウル地下鉄の料金現実化率(輸送コストに対する運賃の割合)は55%にとどまり、乗客1人を輸送するたびに約858ウォンの赤字が発生しています。
また、65歳以上の高齢者による無賃乗車の損失は2024年1~9月の間に3,048億ウォンに達し、年末までには4,000億ウォンを超えると見込まれています。さらに、今年予定されていた運賃引き上げが物価上昇への懸念などを理由に実施されなかったことで約396億ウォンの損失が発生。また、政策による収入減少や電気料金、外注費の増加も状況を悪化させています。
このままでは、今年の不足分を翌年に持ち越すだけでなく、追加的な費用も加わり、来年の資金不足は最大で1兆ウォンを超える可能性があると予測されています。同公社は短期的な解決策を模索する一方、料金引き上げや無賃乗車損失への対応など、構造的な問題の解決が急務であるとの見解を示しています。