戒厳令発令に失敗したユン大統領、今日に至るまで談話なし、辞任も拒否か……野党の弾劾が失敗した場合、韓国社会は混沌の極みに
「非常戒厳を謝罪・辞任拒否」 尹大統領、5日午前に国民向け談話発表を検討(朝鮮日報)
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が5日に国民に向けた談話の発表を検討していることが分かった。3日の奇襲的な非常戒厳宣言についての釈明と謝罪があるものとみられる。 (中略)
尹大統領は国民向け談話で、非常戒厳宣言によって国民の不安や混乱を招いた事態について謝罪するという見方が強い。ただし、党の一部で要求している離党問題や、野党の下野要求、弾劾については言及しないものと予想される。
尹大統領が談話を発表するのは、与党・国民の力の要求が反映されたためとの見方がある。5日に共に民主党など野党陣営が尹大統領に対する弾劾訴追案を本会議に報告し、早ければ6日にも弾劾訴追案に対する表決に入る。国民の力は4日の議員総会で、尹大統領に対する弾劾に反対することで党論をまとめたが、「造反」が出る可能性も取り沙汰されている。これを受け、造反防止のため国民向け談話で与党の要求を一部受け入れようという措置だと分析されている。
(引用ここまで)
ユン大統領の戒厳令発令についての談話が今日にも出されるのではないか、とされていたのですが16時30分現在まで談話発表なし。
で、談話を発表するにしても基本的に「謝罪あり、説明あり、辞任なし」の方向性の模様。
1本目のエントリで「与党は弾劾に反対」とのニュースを伝えましたが、弾劾案の採決時には欠席するそうです。
誰が造反者かを際立たせる戦略に出てきたわけですね。
韓国与党・国民の力は尹大統領弾劾に反対、本会議も欠席へ(朝鮮日報)
ふむ、このまま与党として27年まで務め上げてしまったほうが利益がある、と判断したかな。
前回の弾劾に続いて保守派から輩出された大統領が2回連続で弾劾されるのはなんとも決まりが悪いって部分もあるでしょう。
一応、野党側は圧力を加えるためにも弾劾案採決を7日に延期しています。
尹大統領の弾劾訴追案 7日夜に国会で採決へ=最大野党(聯合ニュース)
辞任なし、かつ弾劾にも失敗した場合、野党やその支持者はろうそくデモをやりまくるでしょうね。
で、その期間政局は混乱して、経済は疲弊すると。
ユン大統領は戒厳令を発令したことについて「予算案すら通らない国会」について「国政を麻痺させた」としていました。
それを上回るような「国政の麻痺」が韓国に訪れるわけですよ。
この「今世紀はじまって以来不況」の最中に。
企業の補助も自営業者への保護もなんもできずに「下野しろ!」と言い続ける世界線になるのですね。
まあ、それはそれで韓国人の選択として尊重しなくちゃいけないな。