ウクライナ義勇軍の韓国人男性、「北朝鮮軍は金正恩の奴隷なるな」と説得

先月5日(現地時間)、ウクライナのジャーナリストがロシア西部クルスク地域で訓練を受ける北朝鮮軍の姿として短い映像を公開した。[テレグラム キャプチャー]
ウクライナ軍のために戦っていると主張する韓国人男性がロシアに派兵された北朝鮮軍に向けて「自由のために降伏するべき」と呼びかける映像が公開された。
![ロシアに派兵された北朝鮮軍に向けて降伏を促すウクライナ義勇軍の韓国人男性[インフォームネイパルム映像 キャプチャー]](https://japanese.joins.com/upload/images/2024/12/20241206080355-1.jpg)
【写真】ロシアに派兵された北朝鮮軍に向けて降伏を促すウクライナ義勇軍の韓国人男性
ウクライナ現地メディアのキーウポストによると、ロシア軍の活動を監視する親ウクライナ国際市民団体「インフォームネイパルム」は3日(現地時間)、韓国語を流ちょうに話す男性が登場する1分40秒の映像をテレグラムチャンネルで公開した。
男性は黄土色の帽子とマスクで顔の一部を隠しながらカメラを見つめて発言した。この男性は自身が「韓国から来た韓国人」であり、自発的にウクライナ軍に入隊してロシアを相手に3年間参戦中だと紹介した。
この男性は「金正恩(キム・ジョンウン、北朝鮮国務委員長)と彼の一家、そして一部の富裕層一家は今でも贅沢な生活を送っている」とし「普通の北朝鮮人民は寒さと飢えで苦痛を受けている」と話した。
男性は「皆さん(派兵された北朝鮮軍)は彼らのために一方的に犠牲になっているだけだ」とし「皆さんが恐怖と寒さ、飢えの中で生きる理由は全くない」と説得した。そして「皆さんは皆さんの人生を自ら作り出す自由と権利がある」とし、北朝鮮軍に降伏方法を提示した。「ウクライナ軍を見れば武器を捨てて手をあげながら降伏の意思を表せばよい」とし「私たちは皆さんを害することはない」と伝えた。
さらに「私たちは皆さんに食べ物と家、お金、職業を与えることができる。皆さんが希望すれば他国に亡命の機会を提供できる」と伝え、「自ら金正恩の奴隷になってはいけない。皆さんの自由のために解放の道を選択してほしい」と呼びかけた。
同メディアはこの男性がソウルの言葉を使うと報じた。映像はウクライナ軍が使用する軍用車両HMMWVの前で撮影された。ただ、男性の名前など個人情報は公開せず、この男性が実際にウクライナの戦場で活動する韓国人傭兵かは確認されていない。
ロシア国防省は今年3月、ウクライナ戦争で韓国人15人が戦闘に参加し、5人が死亡したと発表した。韓国当局はこの事実を公式的に確認したり韓国人傭兵の規模を公開したりしたことはない。
韓国ではウクライナ義勇軍での活動が法的処罰の対象になった事例がある。元海軍特殊戦戦団大尉のイ・グン氏はウクライナ戦争勃発直後の2022年3月に出国、ウクライナの外国人部隊「国土防衛軍国際旅団」で活動した後に帰国し、旅券法違反で起訴された。イ・グン氏は昨年8月、一審で懲役1年6月、執行猶予3年を言い渡された。