米国のオースティン国防長官が日本に来ると知った韓国、ついでに韓国に立ち寄ると思ってたら思いっきりスルーされる

日本を訪れたアメリカ国防長官、結局韓国はパス
◀アンカー▶
12・3内乱のために韓米安保協議にも支障が生じました。
日本を訪問したアメリカのロイド・オースティン国防長官は、韓国には立ち寄らずにアメリカに戻ることにしたのです。
また、1回目の弾劾の試みが霧散した後、「韓国の民主的制度や手続きが完全かつ適切に機能するよう働きかけ続ける」とし、圧力の水位を更に引き上げました。
ニューヨークのイム・ギョンア特派員です。
◀レポート▶
バイデン政府の国防総省のトップとして最後のアジア歴訪に出たロイド・オースティン長官が日本に到着しました。
彼はまず最初に日本に駐留するアメリカ軍を励ましました。
[ロイド・オースティン/アメリカ国防長官]
「この地域で航行の自由が守られなければなりません。そのために同盟国や国際的パートナーと協力し続けていきます。」
同盟の重要性を強調したオースティン長官。
しかし、韓国を訪問することはありませんでした。
日本を訪れておきながらすぐ近くにある韓国をスキップするのは非常に異例のことです。
わずか半月前までは堅固な安保協力を約束していた韓国の国防部長官は、今や内乱の容疑で取り調べを受けています。
尹錫悦大統領の非常戒厳令の発令は、韓米日三角協力というバイデン政府が掲げる外交の成果に灰を撒く格好になってしまいました。
そのためオースティン長官のコリアパッシングからはバイデン政府の当惑と不快感が読み取れます。
[セレスト・アリントン/ジョージ・ワシントン大学政治学教授]
「尹大統領の戒厳令宣布に触発された政治的危機は、バイデン政府の利益と東アジアの同盟システムの強化に潜在的に害を及ぼす恐れがあります。」
今やアメリカの関心は、いつどのように尹錫悦大統領が退くかに集まっています。
アメリカの代表的な韓半島専門家であるビクター・チャ氏は「大統領が退くタイミングと過程次第で、韓国とアメリカ、そして世界中が大きな経済的かつ政治的コストを支払うことになる」と警告しました。
アメリカ国防総省のある高官も「今後数週間にわたり追加の措置に関する議論が行われるだろう」とし、「韓国の民主的制度と手続きが憲法によって完全かつ適切に作動するよう継続して促していく」と明らかにしました。
また別の高官は、「今の韓国の状況は安保や市民社会の面はまだ良いが、政治だけが問題だ」と評価したりもしました。
[サミュエル・パーパロ/アメリカインド太平洋司令官]
「韓国では平和的にデモが行われています。現在、安保の面では安定が維持されています。したがって、今は純粋に政治的な問題だけが残されています。」
1カ月半後には、更に厳しいアメリカ優先主義を前面に押し出す2期目のトランプ政権が始まります。
非常戒厳事態を「深刻なほど誤った判断」と強く批判したアメリカの世論や、韓国の不安定な政治状況を考えると、トランプ側が現在の尹錫悦政府の関係者と対話の相手として会ってくれるかどうか、それ自体が未知数だという懸念まで出ています。