現代自動車、アイオニック5生産の一時停止
電気自動車需要鈍化などカズム懸念蔚山 引き印尼工場もストップ

電気自動車の人気が蘇らず、現代自動車が電気自動車の生産ラインを相次いで停止している。他の自動車業界も電気自動車の需要を増やすための対策づくりに苦心している。
現代自動車はインドネシア工場のアイオニック5生産中断案を検討中だと10日明らかにした。インドネシア工場は2022年東南アジア市場攻略拠点として造成されたところで、アイオニック5をはじめ、クレタ、サンタフェなどの車種を生産して輸出している。
また現代自動車はアイオニック5を生産する韓国蔚山1工場12ライン稼働を来る24日から28日まで中断することに決めた。このラインは最近生産量を調整するためにアイドリングすることが頻繁にあり、費用負担が大きくなり、最終的に一時停止を選択した。
自動車情報ポータル会津湯が公開した資料によると、昨年の国内電気自動車販売台数は14万6883台と2023年(16万2593台)に比べて9.7%減少した。昨年から販売台数に含まれたテスラ(2024年2万9750台販売)を除けば、2024年の国内電気自動車販売台数は11万7133台と2023年より27.9%も減少した。今年1月の電気自動車販売量も昨年1月の2531台より6%減少した2378台にとどまった。
現代自動車グループの国内電気自動車販売台数は2023年に11万1911台から2024年に8万5203台で31.3%急減した。
電気自動車販売不振は車両納期情報を通じてもわかる。 2月ディーラー社の現代車・起亜電気自動車納期情報を見ると、現代自動車は平均3週間の納期を設定しており、起亜は平均4~5週を納期期間に設定している。これはハイブリッド車が8ヶ月以上の納期を設定するのに比べて著しく短い。起亜納期表には電気自動車共通で「出庫の有無を点検した後、生産に反映する」というフレーズが書かれている。需要に応じて生産するという話だ。
業界関係者は「電気自動車の人気が下落したのは依然不便な充電、バッテリーに対する不安感など電気自動車自体に対する心理的拒否感に加え、景気低迷や高金利など外部環境まで加わったため」と説明した。
電気自動車市場をめぐる企業間の競争はさらに激しくなる見通しだ。去る1月国内で自動車販売を始めた中国BYDはアト3販売価格を同級最低の3190万~3290万ウォンに策定した。年内に発売する予定の電気セダンシールと中型SUVシライオン7も同様の体級の電気自動車に比べて低価格で発売する計画だ。
これに対し、自動車メーカーは電気自動車の割引販売を開始した。現代車は最近、アイオニック5とアイオニック6など電気自動車9車種に対して基本車両価格割引に月別在庫割引まで加え、車種別に価格を300万~500万ウォン下げて販売し始めた。起亜もニロEVとEV6・EV9価格を150万~250万ウォン下げて販売する。これに加えて、起亜は昨年生産された電気自動車に対して追加割引まで進行する。ボルボコリアはEX30モデルの値下げを始め、ステランティスコリアもジープ・プジョーブランドの電気自動車価格を下げた。