軍事協定に調印=アメリカ国務長官、インド首相と会談
【ニューデリー20日時事】インド訪問中のクリントン米国務長官は20日、ニューデリーでシン首相、クリシュナ外相らと会談し、戦略的パートナー関係の強化に向け外相級の「戦略対話」を開始することで合意した。両国は同日、米国からインドへの高性能¥兵器輸出の管理に関する協定に調印、軍事分野での交流強化に弾みがつきそうだ。
インドは軍の近代化を進める中で、伝統的にロシアへの依存が強かった兵器調達先の多角化を進めている。近く予¥定している多目的戦闘機126機の調達で、ボーイングとロッキード・マーチンの米企業2社も売却に名乗りを上げているが、戦闘機のような高性能¥兵器の輸出には、第三国への技術漏えい防止などを念頭に2国間の協定が必要とされている。
インドと米国は2004年に戦略的パートナー関係の構¥築で合意。08年には核拡散防止条約(NPT)未加盟のインドに、米国から核燃料や原子炉などの売却を可能¥にする原子力協力協定を締結し、両国の関係は新たな段階に入った。(2009/07/21