【社説】勇み足の経済外交広報、国の信用に泥
李明博韓国政府が大統領の海外歴訪や首脳会談に際し、まだ煮詰まってもいない投資誘致計画や資源開発計画をあたかも確定したかのように発表¥し、それが覆される例 が相次いでいる。李明博(イ・ミョンバク)大統領が欧州歴訪でスウェーデンに立ち寄った12日、韓国大統領府(青瓦台)は、スウェーデンの通信機器大手エ リクソ¥ンが韓国に今後5年で15億ドル(約1400億円)を投資すると発表¥した。しかし、エリクソ¥ンの会長は2日後に英フィナンシャル・タイムズの取材に 対し、「韓国政府の発表¥には驚いた。李大統領にそんな約束をしたことはない」と否定した。実際、李大統領とエリクソ¥ン会長との会談で具体的な投資金額に関 する言及はなかったという。
韓国政府は今年2月、韓国・イラク首脳会談の後にも、両国がイラクのバスラ近郊の油田開発とインフラ建設事業で協力することに合意したと発表¥した。しかし、イラク政府は韓国側の一方的な発表¥に不満を表¥明し、2カ月後に該当する油田開発事業の入札から韓国企業を排除した。
李大統領が昨年9月のロシア訪問時に「北朝鮮を経由する天然ガス導入計画」を明らかにしたのも同様だ。この計画が実現する上で最も重要なのは北朝 鮮の参加だ。しかし、ロシアと北朝鮮の間でいかなる合意もなされてはおらず、北朝鮮が計画に応じたとしても、いついかなる理由で急にパイプラインを切断さ れるかもしれない。それでも大統領府と知識経済部は当時、「資源外交の最大成果」だとか「南北経済協力の新たなモメンタムだ」などと臆面もない称賛に躍起 だった。
経済外交の成果を膨らますだけでは国家の信頼を失うばかりだ。政府広報でも企業広報でも原則は一つ。真実の伝達に勝る広報はないということだ。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
韓国の企業と取引していると、よくあるそうだね(w