1966年9月に、田中ら5人が岸信介の名代として台湾を訪問した際、蔣介石が「南京には大虐殺などありはしない。何応欽将軍も軍事報告の中で、ちゃんとそのことを記録している筈です。私も当時、大虐殺などという報告を耳にしたことはない。松井閣下は冤罪で処刑されたのです」と涙ながらに語ったという体験談が記されている。この話は『興亜観音第10号』(1999年10月18日号)にも掲載されており、両方とも蔣介石は「申し訳ない事をした」と田中に語ったと記されている。
日中戦争中、蒋介石はアメリカの支援を得るために、嘘の供述をしたようである。