韓国民間団体 金総書記提訴を計画 「人道への罪」ICCに
7月25日7時57分配信 産経新聞
【ソ¥ウル=黒田勝弘】北朝鮮の金正日総書記を「大量虐殺や人道への罪」で国際刑事裁判所(ICC)に提訴しようと、韓国の民間団体が24日、共同で「反人道犯罪調査委員会」を結成した。自由市民連帯や北韓人権情報センター、拉致・脱北人権連帯、北韓民主化委員会、脱北者団体総連合会など北朝鮮批判の関連団体多数が参加しており、12月をメドにICCに正式提訴する計画だ。
金正日総書記に対する外部世界での“犯罪追及”の運動は初めて。ICCは2002年に創設された国際機関で、北朝鮮は加盟していないが、委員会によると北朝鮮は「人道への罪」を糾弾する決議案を採択した国連加盟国であるため、提訴は可能¥という。
ICCはこれまでスーダンのダルフール紛争に関連しバシル・スーダン大統領に対する逮捕状を出しているが、国家元首への訴追例はまだない。
委員会は結成式の声明で「金正日体制は住民の飢えをよそに巨額な資金で核兵器を作り国際社会を脅迫している。その暴¥圧統治はクリスチャンや脱北者への公開銃殺や女性、子供への性的虐待、飢餓、外国人拉致など反人道的犯罪そのものだ」とし「北の住民に自由を!」と訴えている。
委員会では今後、脱北者の証言などを通じ公開銃殺や政治犯収容所での虐待、飢餓などを含め、金正日政権下の北朝鮮で進行している“犯罪容疑”を幅広く収集・調査し、署名運動や国際セミナーなどで内外に広く協力を呼びかける。
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