先進国の債務、大幅拡大へ=14年日本はGDP比2.4倍−IMF
7月31日10時4分配信 時事通信
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)は30日、金融・経済危機で各国の政府支出が膨らんでいることを受け、「世界財政調査」を初めて公表¥、主要20カ国・地域(G20)のうち先進諸国が抱える公的債務の国内総生産(GDP)に対する割合が危機前の2007年の78.8%から、14年には119.7%に急増するとの見通しを明らかにした。債務拡大ペースは第2次世界大戦後、最高になるという。
債務比率が最も高い日本については、07年の187.7%から14年は239.2%に拡大すると予¥想。14年時点で2位のイタリア(132.2%)との差は一段と広がる見込み。IMFは今後年2回、同調査を公表¥する予¥定。
IMFによると、経済対策による歳出拡大で、09、10年のG20全体の財政赤字の対GDP比率はそれぞれ8.1%、6.9%と、危機前の07年の1.1%から大幅拡大する。その後、世界的な景気回復で財政状況は改善に向かう見込みだが、IMFは各国とも中期的な累積債務の増加に対応策を取る必要があるとしている。