この本のカスタマーレビュー(amazon)を転載します。
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http://www.amazon.co.jp/review/R30KMXRZ9K3H5O
昨年(2005)5月、ソ¥ニーのカリスマ経営者と言われた出井氏が退任し、後任CEOにアメリカ人のストリンガー氏が就任して世間を驚かせた。2003年5月、大幅な減収減益がきっかけで株式時価総額が9000億円も下落したいわゆる「ソ¥ニーショック」から2年、結局低迷を抜け出すことができなかった責任を取ったものといわれる。
本書は、その「ソ¥ニーショック」の年に上梓された単行本の文庫化で、ソ¥ニー社内でいったい何が起きているのかを追ったドキュメンタリー風の読み物である。
出井氏がソ¥ニーの経営者をつとめた10年の軌跡を追いつつ、随所に井深氏、盛田氏、大賀氏たちのエピソ¥ードが挿入されている。創業期の井深+盛田ソ¥ニー、トップブランドを確立した頃の大賀ソ¥ニーに、出井ソ¥ニーを対比させていて、ソ¥ニーから何が失われてしまったのかを巧みに浮き彫りにしている。昨年末日経新聞社から出て話題となった『ソ¥ニーとSONY』よりも本書の方が出井氏の失敗の背景がよく理解できる。
・ソ¥ニーは技術者が自分の作りたいものを作るベンチャー企業だった
・売り上げ8兆円の大会社になっても社風も仕組みもベンチャーのままだった
・そこで出井氏はソ¥ニーをちゃんとした会社にしようとした。
・が、経営には強いがモノづくりに関心がないトップとして技術者たちの反発を買った。
・そして10年、ついに売るべきものがなくなってしまった。
ソ¥ニーは、トランジスタラジオで大成功し、ベータマックスで大失敗し、ウォークマンで大成功し、コロンビア映画で大失敗した。失敗も成功も、モノづくりへの情熱が生み出した結果に過ぎない。しかし文科系のサラリーマン社長には何も作りたいものがなかった。出世の階段を駆け上がることには熱心だったが、10年間、新しいモノは何も生まなかった。これこそがソ¥ニーの真の敗因である。リーダ論として読んでも多くの教訓が得られる。お勧めの一冊である。
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ふむふむ。納得しますね。
実はこの出井氏、栃木県葛生町出身で早稲田高等学院ー早稲田大学政経学部となると、ちょっとだけゆかりを感じるわけですが、まぁそこまでにしておきます。
この出井氏、ソ¥ニーを潰した後で自分の会社を作ったんですね。株式会社クオンタムリープという会社です。
彼のメッセージがありました。
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http://www.qxl.jp/10/1010/
私は、ソ¥ニーが中小企業から幾つものクオンタムリープ(=非連続の飛躍)を経てグローバル企業へと発展していく過程に参画し、また私自身、10年超に及ぶ経営を通じてソ¥ニーのクオンタムリープをリードして参りました。
ソ¥ニーを卒業し、私はこれらの貴重な経験と長年に亘り培ってきたネットワークを次世代に引き継がねばならない、そして私自身、グローバルな視点で日本の競争力に貢献したいと考え、クオンタムリープ(株)を立ち上げました。
日本の将来を考えるとき、日本はアジアを始めとする各国と、競争ではなく補完的な共創関係を構¥築してゆかなければならないと強く実感しています。 事業創造への仮説や成長機会を、アジアを中心にグローバルな視点で捉え、多様なパートナーの方々と共に取り組むことで、日本とアジアの飛躍的な進化(クオンタムリープ)を実現したいと思います。
当社は、新しい価値を生み出す「革新的アイデア」と「実現リソ¥ース」をグローバルに結びつける会社を目指しています。日本の未来を思い、世界の未来を思い、志を同じくする皆様と共に次世代のグローバル企業と次世代リーダーを生み出して行きたいと考えております。
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こういう、言い回しは何処かでみた事があるでしょ。
そう、憲法前文すね。
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日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
-------------------------------------------------『他人はいい人ですから、それを信じましょう。そうすれば、みんなよくなるよ。他人を貶める人なんかいないのだから。』
まぁ、これ以上は言いません。
幸いな事に、こういう思想を持っていた良心的日本人(=団塊の世代)はみんな定年で退職しました。
こういう人を理事待遇で残している会社は潰れるでしょう。
ですから、日本の企業の未来は明るくなります。