ベッセント米財務長官、明日午前ソウルに出発。主な会談相手は中国の何副総理……これがコリアパッシングってヤツかぁ
トランプ氏、訪中D-1「ソウル事前談判」韓国パッシング論議(YTN・朝鮮語)
昨日東京に到着したベッセント財務長官は、今日の午前に日本側の相手役である片山さつき財務相に会いました。
午後には高市早苗首相も表敬訪問する予定です。
13日にはソウルに渡り、中国の何立峰 国務院副総理と事前会談を行います。
ク・ユンチョル経済副総理兼財政経済部長官をはじめとする韓国政府関係者との面談は何も決まっていない状態です。
事前交渉だけでも時間が差し迫っていますが、日本と比べると「韓国パッシング」という指摘が出続けています。 (中略)
何副首相と韓国政府関係者の会合計画も、まだ公開されていません。
最近、日中関係の悪化のため、事前の談判場所として韓国を選んだだけに、韓国と水面下では接触しているという噂です。
だからといって、中国側とだけ会談が実現すれば、日米韓の微妙な対立が形成される可能性もあります。
(引用ここまで)
ちょっと面白い。
現在、来日中のスコット・ベッセント財務長官が明日には日本を発って韓国を訪問します。
で、韓国で中国の何立峰 国務院副総理との会談を持つ、と。
さらにベッセント長官は「半日だけの韓国滞在」で、そのままトランプ大統領の訪中に合流するそうです。
ベッセント長官が韓国側関係者との会談はするかどうか不明。
かつ、何副総理も韓国側関係者と会うかどうかは不明。
13日にはトランプ大統領が訪中するので、その露払いなんでしょうね。
で、おそらくは時間的な制約から「中国からもこっち側にきてくれ」って話になって、韓国が会談場所に選ばれたってことなんでしょう。
けっこう韓国メディアはこの話題でもちきりでして。
そりゃまあ、「唯一の同盟国から重要閣僚が訪韓するのに、韓国の関係者と誰一人会う予定がない」のですから話題になりますわな。
「ソウルはただの中国との調整会談の場所」ってことですからね。
何度か、トランプ政権は韓国に対して不信感を持っている、って話をしていますが。
その象徴的なニュースといえるんじゃないでしょうか。
一応、今日の夜になってから「イ・ジェミョン大統領はベッセント長官とも何副総理とも会う」との報道が出ていますが。
イ大統領、明日にベッセント米財務長官、中国の何副総理と会談(聯合ニュース・朝鮮語)
ただし、どちらも表敬訪問。
これは「カウンターパートで会談を行う相手ではない」ってことだからでしょうけども。
時間がどれくらいになるか、ちょっと注目ポイントかもしれませんね。
というか、逆にカウンターパート(この場合であればク・ユンチョル財政企画部長官)に会わないことはほぼ決まったわけです。
……まあ、すごい話ではありますね。
こんなの日本でやられたら屈辱を感じると思うけどなぁ。