日本政府の武器禁輸制限の緩和によって関連動画がネットに溢れているせいで
日本人の多くが【日本の防衛産業は凄いんだな】と大きな勘違いしているようだ。
実際は日本の防衛産業は利益率の低さやサプライチェーンのお粗末さなどで
つぎつぎと従来参入していた企業が撤退しており、
ようやくにして15%の利益保証を行うなどの施策で歯止めがかかりつつある状況にすぎない。
これまで自衛隊ご用達限定だったせいで、作成コストが滅茶高くスケールメリットも全くない。
だから作るよりいっそ買った方が安いとなって「アメリカ産武器・装備」をバンバン購入してた。
いま外交努力と一部の艦船が先進索敵能力などを評価されて豪州などに輸出できるようになったばかり。
「世界の武器市場に殴り込み!」などと
世界の武器市場の現実と我が国の武器装備開発能力に全く無知な素人Youtuberが発信するから始末が悪い。
ちなみに世界的に武力評価で名高いストックホルム国際平和研究所が昨年発表した
世界の防衛産業トップ100社で日本企業は三菱重工業の32位が最高で他わずか4社にすぎない。
日本の産業能力・規模にまったく見合っていないレベルだ。
これからどうなるかだが、ここの日本人が思うほど先行きは簡単ではない。