「Prince of Wales」はもともとウェールズの君主を意味していたが
イングランドがウェールズを征服してからは英国の皇太子を指す称号となった。
英国は1939年に就役した新型戦艦に大いなる期待を込めてこのPrince of Walesの名を冠した。
この戦艦は数々の歴史的事件に関わったことで非常に有名である。
1,かの有名なドイツ戦艦「ビスマルク」と就役後まもなく交戦し、大きな打撃を与えた。
2,チャーチル首相を乗せてルーズベルト大統領との秘密会談へ赴き歴史的な「大西洋憲章」の調印を行った。
3,その後、東洋艦隊に配属され、そこで1941年12月マレー沖海戦に参加。日本軍と熾烈な戦いの後撃沈された。
この戦役では英巡洋戦艦「レバルス」も共に撃沈されたが、これが歴史的な有名なのは
主力戦艦が航空機のみの攻撃で沈められた世界初の歴史的事件であったからである。
後にチャーチルは自身も乗艦した英国の誇る新鋭戦艦Prince of Wales撃沈の報を受けたときの衝撃を
「生涯で最も大きな衝撃だった」と回想している。
90年前、互いに地球の反対側にいる大日本帝国とイギリス帝国がともに自国から遠く離れた海で世界的な大海戦をやった。
歴史は変わる。いま、日本とイギリスは共に同盟国として再び一緒に戦線を組もうとしている。歴史とは面白いものだ。