宇宙技術も原子力発電技術も日本になかなか追いつけませんねww
【社説】発射延期で判明した韓国の宇宙技術の限界
当初11日に予¥定していた韓国初の宇宙ロケット「羅老号(KSLV1)」の打ち上げが再び延期されたことと関連し、韓国政府は「ロシア側が行った1段目のロケット燃焼試験で技術的問題が発生したが、単純な測定ミスだったと通報してきた」と発表¥、今月18日より前に羅老号の打ち上げが行われる可能¥性が大きくなった。
これまで同ロケットは、ロシアとの技術協力の遅延や発射台システムの部品供給に関する手違い、ロケット1段目の燃焼試験での技術的問題などにより、何度も打ち上げが延期されてきた。宇宙開発でこうした日程の遅延はよくあることだ。少し前に米国が打ち上げたスペースシャトル「エンデバー」も、気象の悪化や燃料供給装置の異常などのため、5回にわたり打ち上げが延期された。日程にこだわるよりは、小さなネジ一つであってもおろそかにせず、異常の有無を徹底して点検することが重要だ。
ただし、羅老号の打ち上げが相次いで延期となったこれまでの過程で明らかになった問題を、一度掘り下げてみる必要がある。ロシア側の処置を待つほか、韓国側ができることは何一つなかった、という点だ。これは、ロケット1段目について韓国が何の情報も技術も持っていないからだ。韓国政府は羅老号の1段目をロシアと共同開発したと話していたが、実際には全く違っていた。韓国の技術陣は、ロケット1段目の開発・製造過程に近付くことすらできなかった。そのため、2億ドル(約195億円)もの巨費を投じロシアからロケットを輸入したとの指摘も受けている。
韓国が宇宙開発のパートナーにロシアを選んだのは、ロケットの打ち上げ費用が米国・ヨーロッパよりはるかに安く、技術提供にも肯定的な立場を示したからだ。しかし、いざ契約を締結してみると、ロシア側の態度はまるで違っていた。2007年に締結した宇宙技術保護協定(TSA)は、ロシアが製造したロケット1段目について韓国の技術陣が一切手を触れることもできないなど、条件ははるかに厳しいものだった。
それでも韓国側の立場としては、甘んじてこれを受け入れるほかない。ロケット1段目は、そのまま大陸間弾道ミサイル(ICBM)に転用でき、国際的に厳格な統制を受けているからだ。そもそも共同開発を期待すること自体がナイーブな発想だった。今からでもさらに資金を投入し、より多くの時間をかけてでも、ロケット1段目を自分たちの力で開発しなければならない。宇宙技術の自立なしに宇宙大国を夢見るのは、単なる妄想に過ぎない。