中国メディア:鳩山ってどんな人?鳩山政権への期待と不安
「308議席の狂勝 “美女刺客”が自民党元老たちを粉砕」(北京晩報)
「鳩山は“外星人” 奥さまは上海出身」(新京報)
「日本国が“大王旗”を換えた」(環球時報)
「日本変天 国民は官僚体制に憎悪」(第一財経日報)
選挙翌日の北京の新聞には、このような傑作な見出しが躍った。だが私が勝手に中国メディアに「見出し大賞」を進呈するなら、中国のNHKにあたる中央電視台の朝の特集ニュースに出したい。曰く、「換湯得換薬」。
この5文字の見出しがテレビに映った時、眠気眼で見ていた私は、思わず唸ってしまった。本来は、「換湯不換薬」(お湯を換えて薬を換えない=形だけ変えて中身を変えないの意)という諺である。その真ん中の文字を、「得」(〜しなければならないの意)に変えることで、「形を変えたら中身も変えねばなりませぬぞ」と諭しているわけである。生番組のスタジオの裏で、「どうせ日本は変わらないでしょ」と苦笑いしている切れ者のディレクターの顔が思い浮かぶようである。
このように、こちら北京でも、一斉に「鳩」が「山」に解き放たれたかのように、「鳩山」の2文字が踊っている。中国語では「ジウシャン」と平たく読むが、「ジウシャンってどんな人?」と中国人に会うたびに聞かれる。「大嘴」(大口叩き)というニックネームが定着していた麻生太郎首相と違って、鳩山次期首相のことは、中国人にはまだ白紙である。
ある中国共産党員(60代男性)とランチをともにした時、私は、
「要は鳩山は、日本のオバマなわけですよ」
と言いかけて言えず、そのまま北京ダックを口にしてしまった。日米同じ民主党新政権でも、なぜかアメリカの民主党ほどに期待感を持てなかったからだ。
そんな私の心情を見透かしたように、この老獪な共産党員氏は、メガネの奥の細い目を一層細めながら、「鳩山は、もしかして『第二の陳水扁』になるのではないか」と問いかけてきた。
確かに中国人の目には、日本の自民党が台湾の国民党にダブって見える時がある。両党とも半世紀にわたって権力を恣にし、「黒金政治」を蔓延させた。その結果、国民は辟易し、「革命」を起こして元弱小野党を政権の座につかせた。それが台湾の陳水扁民進党政権であり、日本の鳩山民主党政権というわけである。そして、陳水扁政権が両岸関係を巡って中国に対抗心を剥き出しにしたように、チベット問題や東シナ海の領土問題に関心が高い鳩山新政権も、反中国となるのではないかと、一抹の不安を抱いているわけである。
興味深かったのは、この中国共産党員が帰り際、ふと「やはり選挙なんかするもんじゃないな」と漏らしたことである。つまりは、自民党を自分たちになぞらえてもいるのである。
ちなみに、前述の賢い中央電視台の朝のニュース番組は、最後に「鳩山外交」について、こう解説していた。
「鳩山外交は、不明としか言いようがありません。何せ民主党には、『偏右』と『偏左』が混在しているのですから」。中国からすれば、「宇宙人」党首率いる民主党とは、どこまでも「未知との遭遇」なのである。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0902&f=column_0902_004.shtml
気にするなw
民主党のすることは日本人にも分からないw