「地政学の論理」(中川八洋)のP306−P309より
「韓国併合について言えば、1905年を境に、日本の安全保障からは何の価値もない国に
なっていた。財政破錠と国土の荒廃で滅びゆく坂道を転げている、インド以下で植民地に
すらならない経済的にも無価値な国、それが李氏朝鮮であった。
しかし、日本人とは、情勢が180度の変化をしたとき、この変化についていける見識や理解力を欠く。
1900年から1903年にかけて、ロシアが大軍をもって鴨緑江から朝鮮に南下・突入せんとする
軍事情勢において、李氏朝鮮の外交権を剥奪して日本が鴨緑江の南岸に軍を布陣する緊急性
は現実だった。このとき日本中が、「韓国を併合できたら(ロシア軍を北方に叩き返せるのに)」」と、
嘆息し切歯し、それを願望したことは正しい。
だが、ロシアは、1905年に日露戦争に敗北して北満州へと後退した。遼東半島も旅順港も日本の
支配することとなった。朝鮮は何もしなくても安全になった。日本にとってベストの外交選択は、
こんどは、こんな朝鮮を放置することだった。だが、山縣有朋は、あらん限りの策謀をめぐらし、
国内でも反対の多かった韓国併合を強行した。彼の理由・動機は、私的な利権にあった。
軍人の任務たる、国家の安全保障などどこ吹く風だった。
ロシアの脅威が遠く北満州へと去ったのに、韓国併合をすれば、やることは一つしかない。
日本が、日本国民の税金をひたすら朝鮮人のために持ち出し湯水のごとくに注ぎ込んで
近代化を代行すること。橋すら一本も無く、道路も学校も何も無く、山は丸禿げで田んぼに
溜池ゼロの、超貧困国家の朝鮮の近代化といえば、巨額の公共事業を、日本が、日本国民に
増税を課して、朝鮮人のために遮二無二するほか何も無い。だが、この種の近代化は、
計画推進の統括者に必ず巨額のマージン(収賄)を提供する。日本は、35年間の韓国併合に、
現在価値で150兆円以上の、日本国民の税金を朝鮮に注ぎ込んだ。
韓国併合は、日本の財政力と知恵と日本人移民とを南満州に集結させ陸軍の軍備強化を
図り北満州と沿海州に攻め入る態勢の整備に全力をあげるべきとうきに、それらを満州より
南に位置する無価値な朝鮮に浪費させ、北進を放棄して南進する、逆さ外交の嚆矢であった。
韓国併合こそは、日本存立の要、北進を破壊的に反転っせ、一直線に1945年8月の
日本の亡国に至らしめた南進の原点である。朝鮮に対し、日本の安全保障からでなく、
経済破錠した悲惨な内政状態に同情する感情過多を、国家の外交に持ち込むなと訓戒を
残した陸奥宗光の蹇蹇録(けんけんろく)・・・・日本外交の必携ガイドライン・・・に背反する
狂気だった。
注: 蹇蹇録は、陸奥宗光が記した、東学党の乱から三国干渉までのことを書いた外交記録。
以上が引用文。簡単に整理。
・日露戦争の勝利後は、朝鮮の日本の安全保障上の価値は無い(勝利前はあった)
・日露戦争勝利後、日本にとって無価値な朝鮮は放置することがベストだった。
・朝鮮併合を望んだのは山県有朋。しかもその目的は私的な巨額利権。
・日本にとって無価値で何もない朝鮮に現在価値で35年間に150兆円以上血税を投入した。
・韓国併合は大東亜戦争敗戦、大日本帝国が滅ぶ原点となった。
・朝鮮の経済的惨状に同情する日本人のお人好し、外交に感情を持ち込む愚が仇となった
・陸奥宗光の蹇蹇録は、日本外交の必携ガイドラインである。
俺は明治維新を成し遂げた維新の志士たちは偉人だと思っていたが、マイナスの面も
多々あるようだ。中川氏は、明治維新の功績は賞賛しているが、その後の長期に渡る
彼らの国を利用した私財形成を徹底的に批判している。
山縣有朋が巨大な私有財産を権力を使って作ったことは知っていたが、
韓国併合に絡んでいた、しかもそれが亡国の原点とは知らなかった。トンデモ無いこと。
田中角栄の原点は山縣有朋か?
この問題は、現在進行形で、多方面に及ぶ。例えば、鳩。
鳩が国連の演説で25%のCO2削減を約束したそうだ。
どうやら、その実現のためには、炭素税の導入や、途上国との排出権取引があるようだ。
排出権の取引とは、途上国に最新の環境技術の導入を無償で行ったり、途上国の削減分
を金を払うことで自国の削減分に算入するような仕組み。
実際、あるシナ人は笑いこらえて言っていたそうだ。
「日本から無償で最新の設備がもらえて、技術指導もしてくれて、お金がもらえる。
しかもこちらから頼むんじゃなくて日本からお願いしてくる。こんな良い話ないだろ。。」
日本が懸命に開発した技術をタダでもらえて、しかもお金までもらえる仕組み。
それを捻出するために炭素税の導入をするかも知れない。しかももっと重要なことは、
CO2の排出と環境の因果関係は不明ということ。温暖化が問題なのかどうかも疑わしい。
こんなふざけたような仕組みが成り立ち、実行される可能¥性がある。
なんか胡散臭い。巨大な利権の臭いがプンプンするな。
これは冗談なんだが、高速道路の無料化は鳩の利権と関係あるとか。なにせ、タイヤが磨り減れば
ブリヂストンは儲かるわけだし。鳩は、ブリヂストンの大株主だ。
(あああ、だんだん腹が立ってきた。)
ミニ山縣有朋、田中角栄は一杯いるはず。日本は血税、血税と言いながら、
外国への援助、協力となると超甘くなる。
これも日本人のお人好しがなせる業。
日本はお人好し国家を辞めるべきだ。特にシナ朝鮮に対してはお人好しは間違いなく有害。
朝鮮が生意気なときは殴ってやるくらいがちょうど良い。
この辺はシナを参考にするべきだろう。