【ベルリン=赤川省吾】ギリシャのパパンドレウ首相は5日、訪独してメルケル独首相と会談し、財政再建に取り組むことを公約した。これを受けてメルケル首相は記者会見で「ギリシャはユーロ圏の一員だ」と連帯感を表明。さらにギリシャの信用不安を材料に金融市場で短期売買を繰り返す投機筋の規制策を「欧州連合(EU)で議論する」と語った。
ギリシャは過大な財政赤字を抱え、金融市場の波乱要因となっている。メルケル首相はギリシャが付加価値税(消費税に相当)の増税などを柱とした財政再建策を打ち出したことを「大変な努力をしている」と高く評価。さらに「ギリシャは素晴らしいEUの加盟国」との賛辞を送った。
そのうえで「いまは外部から投機(の攻撃)がある」として、市場の混乱防止へ規制策が不可欠だとの認識を示した。 (10:34)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100306ATGM0600006032010.html