遣唐使船を再現、進水式 上海万博記念し角川財団
【張家港共同】7世紀から9世紀に唐に派遣され、日本に大陸の文化や制度をもたらした遣唐使船を再現した船の進水式が31日、中国江蘇省張家港市で行われた。
再現プロジェクトは、5月に開幕する上海万博を記念して角川文化振興財団が企画した。船は日本に運ばれた後、5月に大阪港を出港。遣唐使船が運航したとされるコースをたどり、万博会場で日本を紹介するイベントが開かれる6月12日の「ジャパンデー」に合わせて、上海に入港する。
船は全長30メートルで、建造費は1億2千万円。絵巻物や最新の学説を基に設計、張家港市で建造した。船体は鉄製で、表面を木材で装飾。マストには竹で編んだ帆が張られた。
振興財団は「日中交流の先駆けである遣唐使船を再現することで、新しい形の日中交流活動を展開していきたい」としている。
2010/03/31 18:47 【共同通信】