KOICA設立から19年、無償援助16倍に増加
4月1日19時12分配信 聯 合ニュース
【ソウル1日聯合ニュース】政府の無償援助機関で海外ボランティア団派遣機関でもある韓国国際協力団(KOICA)の設立から19年が経ち、KOICAを 通じた対外無償援助規模は16倍に拡大した。発足の1991年には174億ウォンにとどまっていた無償援助は、昨年は3660億ウォンを記録。ことしは4318億ウォン(約358億6000万円) に達する見通しだ。KOICAは現在、政府無償援助の80%以上を執行している。残る20%は、30余りの政府官庁と公共機関が担う。
KOICAはこれまで、世界各地の開発途上国に学校や病院、職業訓練院などを建設し、貧困と非識字者の根絶、技術者の育成などをサポートしてきた。昨年 までで54カ国に6800人余りのボランティアを派遣、169カ国3万6000人の公務員と専門家を韓国に招き教育研修を行った。
19年間の無償援助は、世界各地で韓国をアピールし、韓国のイメージを高めた。
2007年から昨年までの3年間で300万ドルを投じたラオス教科書支援事業では、現地中学生24万8000人と高校生15万1000人が、韓国政府が 提供した教科書で学んだ。教科書の裏には太極旗とラオス国旗が並び、ラオス語と英語で「韓国国際協力団と大韓民国の支援で出版された」と書かれている。生 徒たちは韓国に良いイメージを抱き、感謝を感じていると評価されている。
2004年にはペルー・クスコに陶磁器学校を設立し、韓国の陶器製作技術を普及させた。現地住民の所得が上がり、暮らしの質も大幅に向上した。同地は世 界遺産マチュピチュへの道の途中に位置し、世界各国から多くの観光客が記念品を購入に訪れており、韓国のイメージを伝えている。
フィリピンでは2006年にオーロラ州に米穀総合処理場が建設され、現地住民はもちろん中央政府からも好評を得ている。ここで生産されたコメは 「KOICA米」の商品名で現地で販売されている。フィリピン政府は、稲の損失率を減らし、コメの品質を向上させた米穀総合処理場をコメ不足問題解決対策 の成功例として高く評価し、韓国政府とKOICAに新たな処理場の建設を要請した。現在、パンガシナン州、イロイロ州、ダバオ・デル・スル州、ボホル州の 4地域で工事が進められている。
KOICAは、経済協力開発機構(OECD)開発援助委員会(DAC)に加盟したことし、「成熟した世界国家として、国際社会寄与を通じた国の品格向 上」を目標に掲げた。開発途上国の持続可能な経済社会発展支援、貧困根絶など国連ミレニアム開発目標(MDGs)達成寄与、災害および紛争後の国に対する 人道主義的支援、気候変動・食糧危機など汎地球的課題解決への賛同などを追求していく計画だ。
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