ギリシャ問題中心に議論、G7閉幕
【ワシントン=安江邦彦】先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が22日夜(日本時間23日午前)、米ワシントンのカナダ大使館で開かれ、ギリシャの財政問題を中心に議論した。G7閉幕後に記者会見した菅財務相は、「ギリシャ問題が議論の相当部分を占めた」と述べ、「ギリシャを他山の石として(日本も)財政再建に取り組みたい」と強調した。
G7は当初、財政規律、金融規制改革、為替相場の「三つをテーマに議論を予定していた」(菅財務相)が、各国の関心がギリシャ問題に集中し、為替や金融規制については触れなかったという。
G7でギリシャ問題を取り上げたのは、「日本や米国も財政赤字を抱えている」からだ。菅財務相は、6月末までに日本政府が財政健全化計画をまとめ、関連法案を準備していると説明した。
今回のG7も、2月のカナダ・イカルイトG7と同様、会合は非公式で行われた。