三菱重工 大型原発受注内定
5月8日 5時52分大手機械メーカーの「三菱重工業」は、アメリカの大手電力会社から、1基で170万キロワットを発電する、世界的にも大型の原子力発電設備を受注することが内定したと発表しました。
発表によりますと、「三菱重工業」は、アメリカの大手電力会社「ドミニオン」がバージニア州で建設を計画している、発電所向けの原子力発電設備の受注が内定し、バージニア州の承認を受け、正式契約を結ぶ見通しです。この原発は、発電規模が1基で170万キロワットと、世界的にも大型のもので、正式に受注した場合、受注額は日本円で5000億円規模にのぼる見込みだということです。原子力発電をめぐっては、発電にあたって二酸化炭素を出さないことから、地球温暖化対策への関心の高まりを背景に、アメリカで2030年までに数十基の建設が計画されているほか、高い経済成長が続くインドなどの新興国でも、次々と建設計画が進められ、世界的な原発の受注獲得競争が激しくなっています。今回の受注内定について、三菱重工は、日本で20基以上の原発を稼動させている実績などが評価されたとしており、今後もアメリカでの受注を目指すほか、海外での原発受注を成長戦略の1つに掲げる日本政府とも連携しながら、新興国などでも新たな受注を目指したい考えです。