強制動員犠牲者の遺骨を韓国に返還、中には生存者の「遺骨」も
2010/05/17(月) 16:45
東京の目黒区にある祐天寺に保管されていた強制労働犠牲者の遺骨が18日、韓国に返還される予定だ。今回返還される219柱の遺骨のうち195柱は身元が確認できない遺骨で、身元未確認遺骨が返還されるのは今回が初めてとなる。
韓国メディアの報道によると、219柱の中には生存者の「遺骨」20柱が含まれており、韓国人の遺骨とされた保管中の遺骨には日本人の遺骨10柱も含まれていたという。「強制動員被害真相究明委員会」が明らかした。
これを受け、韓国メディアは「日本政府は生きている人を死亡者と処理し、まったく違う遺骨を保管していた」とし、日本政府の朝鮮人強制労働犠牲者の遺骨管理がどれほどずさんだったのかを示していると、遺骨管理をめぐる問題点を指摘した。
日本の植民地時代に強制動員された多くの犠牲者は、創氏改名で日本式の名前に変わったうえ、日本政府が情報公開を拒んでいたため実態把握が困難だったが、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時の2004年に小泉元首相が友好協力の一環として政府レベルでの支援を約束し、実態調査と返還事業がスタートした。
祐天寺に安置されている韓国人の遺骨は、1935から45年の間にアジア・太平洋の各地で犠牲になった人びとのもので、06年から数回にわたって返還が進められてきた。18日、祐天寺で遺族と両国政府の関係者らが見守る中で追悼式を行い、19日に忠清北道天安にある「望郷の丘」に安置される。(編集担当:金志秀)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0517&f=politics_0517_004.shtml