[ヨハネスブルク 18日 ロイター] 南アフリカ当局は、来月開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)で同国を訪れる外国人に対し、電気節約への協力を呼び掛けている。停電を未然に防ぐためのもので、海外からの入国便機内でも省エネを訴える徹底ぶりだ。
南アフリカでは2008年初め、発電不足から電力危機に陥り、基幹産業である鉱業部門などで生産が大きく落ち込んだ。建設中の新しい発電所は2012年まで完成せず、送電ケーブルの盗難事件も問題を悪化させている。
18日朝には、ヨハネスブルクのビジネス街でも停電が発生。こうした問題について、国際サッカー連盟(FIFA)は、試合会場となる10カ所のスタジアムには大規模な発電機が設置されており、試合運営に支障はないとしている。
国営電力公社エスコムも、大会期間中の電力供給には問題がないとの見方を示しているが、W杯にちなみ、電力供給の状態をレフェリーがカードの色で示すというテレビCMを今週にも始めることにしている。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-15381520100519