原油回収装置が故障、安全弁から流出 メキシコ湾
2010年6月24日11時1分
http://www.asahi.com/international/update/0624/TKY201006240177.html
【ニューヨーク=田中光】
米南部沖のメキシコ湾の原油流出をめぐり、海底にある油井の安全弁から原油を海上のタンカーに吸い上げる装置が故障し、約半日間にわたって大量の原油が漏れ続けた。23日、対策本部が発表した。
原油は一日当たり約9500キロリットル(推定最大値)の勢いで流出している。回収装置は22日に約2650キロリットルを回収したが、23日午前に潜水機が装置に接触し、原油とともに流出する天然ガスが水と結合して結晶になるのを防ぐ仕組みが故障。修理のために装置を一時的に安全弁から外したことから、大量の原油が海中に流出した。
一方、フロリダ州を代表する観光地の一つ、ペンサコーラの砂浜には、数キロにわたってシロップ状の原油が漂着。遊泳禁止に追い込まれた。
また、メキシコ湾沿岸のアラバマ州ボールドウィン郡によると、地元で釣り船を経営し、原油回収に船を提供していた男性(55)が23日、拳銃で自殺した。地元メディアなどによると、この男性は原油流出で客を失い、ストレスがたまっていたという。
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