大手ビールメーカーの「アサヒビール」は、子会社の韓国の大手清涼飲料メーカー
「ヘテ飲料」の株式をすべて売却し、今後、成長が見込める中国や東南アジアに投資
を振り向ける方向で検討していることがわかりました。
アサヒビールは、韓国の飲料市場に進出するため、平成16年に韓国3位の大手清涼
飲料メーカー、ヘテ飲料の株式の41パーセントを取得して筆頭株主となり、その後も
58%まで保有比率を高めて子会社化していました。しかし、ヘテ飲料は、競争の激化
を背景にここ6年間赤字が続いているうえ、今後も収益が改善する見込みが立たない
として、保有しているすべての株式を売却する方向で検討に入りました。
アサヒビール は、株式の売却で得た資金を、今後、成長が見込める中国や東南アジアに振り向ける
方針です。大手ビールメーカー各社は、国内市場が頭打ちとなるなか、東南アジアなど
に積極的な投資を進めており、先月、「キリンホールディングス」もシンガポールの大手
飲料メーカーに840億円余りを出資することを決めています。