露、小麦輸出を禁止 干魃高騰…日本にも影響
8月6日7時57分配信 産経新聞
【モスクワ=遠藤良介】ロシア政府は5日、猛暑による干魃(かんばつ)で小麦生産に深刻な被害が出ているため、小麦を含む穀物の輸出を今月15日から12月31日まで禁止することを決めた。世界有数の小麦生産国であるロシアの禁輸で、記録的高騰が続く小麦の国際価格はさらに上昇する情勢。それが小麦消費の9割を輸入に頼る日本にも波及し、パンやめんなどの値上げにつながる懸念が高まった。
ロシアの決定を受け、小麦取引の国際的指標である米シカゴ商品取引所の小麦先物相場は5日、寄りつきから急伸し、値幅制限いっぱいのストップ高となる前日比0・6ドル高の1ブッシェル(約27キロ)=7・8575ドルをつけた。
また、山田正彦農水相は5日夜、「当然、価格には影響が出てくる」と指摘した。日本は主に米国やカナダ、オーストラリアから小麦を輸入しているが、ロシアの禁輸で国際価格が上昇すれば、米国産などの輸入価格も連動して値上がりするとみられている。
ロシアが輸出を一時禁止する対象は、小麦や大麦、トウモロコシのほか、小麦粉などの製品にも及ぶ。プーチン首相は輸出禁止について、家畜用飼料を確保するためにも「国内価格の高騰を認めるわけにはいかない」と説明した。
ロシアでは、干魃によって作付面積の約2割で農作物が壊滅。農業省は穀物収穫量の予測を当初の9700万トンから7000万~7500万トンまで下方修正している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000119-san-bus_all
米シカゴ小麦先物がストップ高、ロシアの穀物輸出停止で
8月6日8時27分配信 ロイター
[ウィニペグ (加マニトバ州) 5日 ロイター] 米シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物が5日、約2年ぶりにストップ高となった。ロシアが穀物の出荷を一時的に禁止する方針を示したことが背景。
ロシアでは深刻な干ばつにより、一部の地域で穀物の収穫に影響が出ており、主要輸出国の出荷が停止すれば供給がひっ迫するとの懸念から穀物の国際価格は急騰している。
CBOTの軟質赤色冬小麦は、過去8営業日中7営業日で上昇。ファンド勢などの買いにより、とうもろこしや大豆など他の穀物価格も一時、押し上げられた。
ベンチマークとなるCBOTの小麦先物9月限は、0.60ドル(8.3%)高の7.85―3/4ドルで終了。ストップ高で引けるのは2008年8月以来。1日の上昇率としては3週間ぶりの高水準を記録し、6月9日につけた1ブッシェル=4.25―1/2ドルの底値を82%上回る水準となった。
ロシアのプーチン首相は、8月15日から12月31日まで穀物の輸出を禁止する指令に署名した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000675-reu-bus_all
2年前ぐらいにも小麦価格上がったよな。