私のおじいさんの話…
私の曾おじいさんは陸軍の大尉で中隊長、ハルピン近郊で200人の兵卒と共に展開していました。
曾おじいさんは戦死ではなく、内地に帰還後に病死なんですが…
その曾おじいさん、戦後に私のおじいさんの夢枕に毎夜立って、語りかけたとか…
曾おじいさんは軍服姿で立ち、私のおじいさんに向かって、
”天皇陛下は、タバコを下さらないだろうか?”
と、聞くんですって! 本当に毎夜、毎夜…
私のおじいさんは、困って曾おじいさんの知人に相談したところ、知人曰く、
”病死であるから、靖国に祭られない心残りでは?
きっと、供物で下される恩賜タバコのことではないか?”
と、申されたそうです…
おじいさんは靖国神社に相談に行き、宮司様から言葉を頂きました…
”戦死ではないので合祀は難しいが、一度玉ぐしを奉じて見ましょう” と…
おじいさんは靖国神社を出て、皇居を回り、帰宅しましたが、その夜から曾おじいさんは
夢枕に立つことは無かったと言うことです。
きっと陛下が、あの世の曾おじいさんに恩賜のタバコを下され、
曾おじいさんの人生もやっと終わったのだと思うと、私のおじいさんは今でも言います。
私の実家ではお盆には曾おじいさんの指揮刀が祭壇に飾られます。
そして、曾おじいさんが戦地からおじいさんに宛てた手紙の文章が思い出されます。
”我等は、この地で、その場その場での最善を尽くして、今日も生きている” と…
8月、日本の過去の話が出るたびに思い出すこの言葉…
日本人は誰でも、その場その場で最善を尽くして戦後を迎えたんですよね?
充分じゃあないですか!