夏休みの宿題はママの宿題?
仁川市に住む、ある「ワーキング・マム(働くママ)」は金曜日に会社を早退し、小学4年生の息子を連れて自宅近くの区庁(区役所)を訪ね、隅々まで見学した。息子の夏休みの宿題に「役所訪問」があったためだ。
この母親は「学校では(夏休み中の)体験学習の課題として『役所見学』や『地方の家探検』を挙げているが、地方は遠すぎるので、役所見学を選んだ。子供を一人で行かせるわけにもいかず、共稼ぎの身としては大変」とため息をついた。
小学生の夏休みの宿題は、子供が一人でするには難しく、量も多いことから、「ママの宿題」とも言われている。保護者によるインターネット上のコミュニティー「エデュ・マム」には、子供の夏休みの宿題で悩んでいるという書き込みが数十件寄せられている。
ある小学2年生の保護者は「(子供の宿題は)読書カード30件以上、家族経済新聞作り、文章・絵・日記などの感想文10件以上、日記が1週間に3 日分、手紙、九九の暗記、縄跳び100-120回以上、漢字110字、EBS(韓国教育放送)講義の視聴、ドリルなど。低学年にとっては大変で、量も多い」という悩みを書き込んでいる。
また、小学1年生の子供を持つ母親は「夏休みの宿題のことを考えると、息が詰まりそう」というタイトルで、「人生についての作文や自叙伝など、『創意的なテーマの本作り』が宿題として出ている。働いているため帰りも遅いのに、何をどうすればいいのか分からない」と訴えた。
教師によっては「あこがれの職業に就いている人物へのインタビュー」などのように、保護者のサポートなしにはできない宿題を出すケースもある。
ソウル市教育庁は「夏休みの宿題は学校やクラスにより千差万別。一般的に、必須・共通の宿題が2-3項目あるが、あとは自由課題なので大きな負担はないはず」と話している。だが、小学6年生の子供を持つ保護者は「夏休みの宿題が優秀なら賞状がもらえる上に、作品展示会にも出品される。そのため、自由課題もおろそかにできず手を抜けない」と複雑な胸の内を明かした。
キム・ヨンジュ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 小学校1年で「人生についての作文や自叙伝」だと?www