台風7号が朝鮮半島上陸「小さな台風なのに…ソウル完全麻痺」
2日午前6時35分ごろ、韓国江華島の南端付近に台風7号(アジア名:コンパス(KOMPASU))が上陸した。ソウル市では朝から地下鉄の運行を見合わせるなど、各交通機関が麻痺している。
気象庁によると、台風7号は江華島鉄原郡を通過し、現在はソウル市北部40キロメートルを通過。台風7号の中心気圧は990ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は24メートル、強風域の半径は150キロメートル、時速23キロメートルで北上している。このためソウル市の各交通機関は大きく乱れている。
地下鉄ではソウル-DMZ(非武装地帯)、九老-仁川、清涼里-逍遥山など5つの区間で運行が中止になったのをはじめ、空港鉄道や各鉄道の計12カ所で列車の運行が遅れるなどした。
また、道路でも信号の誤作動や、強風でなぎ倒された街路樹により交通規制が敷かれ、激しい交通渋滞を起こしている。空の便にも影響が出ており、午前9時までの時点で金浦空港から出発、到着予定だった国内線56便が欠航、仁川国際空港でも欠航が相次いでいる。
激しい風や豪雨により電線が切れるなど停電の被害も深刻で、今のところ全国115万世帯が停電となっている。復旧作業が続いているが、停電の規模が大きく暴風雨も続いていることから、すべての復旧には時間がかかると見られている。
韓国メディアによると、今回の台風7号は、2000年にソウル仁川地域を通過した台風以来、10年ぶりにソウル近くを通過した台風だという。規模は小型だが、交通が激しく乱れるなどソウルに大きな影響を与えていることから、韓国メディアは「小さな台風ひとつでソウルが驚いた」「小さな台風なのに…ソウル完全麻痺」と伝えている。(編集担当:新川悠)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0902&f=national_0902_140.shtml