今年2月、韓国で初めて試験的に運行を開始した、京畿道城南市の軽自動車タクシーが、わずか6カ月にして存廃の危機に直面している。同市は15日、調査を行った上で、国土海洋部や行政安全部、京畿道などと協議し、軽自動車タクシーの試験運行の中止の有無を決める方針だ、と発表した。
同市は一般市民の交通費の節約や、温室効果ガスの排出量削減などを目的として、市内のタクシー会社22社に排気量1000㏄未満の軽自動車(起亜モーニング)を1台ずつ配置し、今年2月24日から試験運行を開始した。軽自動車タクシーは基本料金が1800ウォン(約130円)で、187メートルごとに100ウォン(約7円)が加算される。従来の中型車タクシー(基本料金2300ウォン〈約170円〉、144メートルごとに100ウォン加算)に比べ2割ほど安いというわけだ。
導入当初は注目を浴びた軽自動車タクシーだったが、時間がたつにつれ、路上で見掛けることが少なくなった。その最大の理由は、タクシー運転手たちに嫌われているためだ。運転手たちは、「軽自動車タクシーを運転すると、運賃収入が半分になり、また空間が狭いため、ちょっと走るだけでも疲れる」として、運転を嫌がるようになった。運転手のLさん(53)は、「3-4時間運転しただけでも、中型車タクシーを1日中運転したのと同じくらい疲労を感じる。その上、運賃収入まで減るため、運転手の大部分は軽自動車タクシーの運転を嫌がっているのが現実だ」と語った。
タクシー運転手たちが軽自動車タクシーの運転を嫌がるため、同タクシーを運行する会社は、二人配置していた同タクシーの運転手を一人に減らした。これに対し、城南市は先月末、韓国経済研究院に調査を依頼し、6カ月間の同タクシーの試験運行の成果や実態、対策などについて把握に乗り出した。
軽自動車タクシーは今後、調査結果によって存廃が決まる見通しだ。城南市の関係者は、「軽自動車タクシーの運行を続ける場合は、補助金の支給など、運転手たちに対する特別な支援を実施するよう、政府や京畿道に提案する方針だ。しかし、運行を中止する場合は、タクシー会社22社に付与している軽自動車タクシーの免許を、中型車タクシーに切り替えることを検討している」と話している。
孫章薫(ソン・ジャンフン)記者
日本の軽自動車は3-4時間乗っても中型車とそんなに変わらんがな。w