シャープ:液晶パネルの生産調整 9月末で終了へ
シャープは16日、8月下旬から実施している液晶パネルの生産調整
を今月末で終了する方針を明らかにした。
高価格帯の液晶テレビの在庫圧縮が進んだことに加えて、年末商戦
に向けて生産ペースを高めて、再びフル生産体制に戻す。10年度で1
500万台の販売計画は変更しない。
シャープは、7月以降に在庫が積み上がってきたため、主力生産拠
点の堺工場(堺市)で液晶パネルの製造ラインの稼働率を2割程度引
き下げた。今回の減産は、ソニーなど外販向けが対象で、減産期間は
「最大で2カ月間」としていた。
堺工場は40型以上の大型パネルの生産拠点で、生産能力は月約1
30万台(40型換算)。09年10月に稼動し今年7月にフル生産体制に
入ったばかりだった。【清水直樹】