国立古宮博物館は光復60周年である2005年8月15日に開館した。徳寿
宮・宗廟などに散らばっていた朝鮮王室遺物4万2544点がここに移されたが、
これら遺物はずさんに保管されていたことがわかった。特に遺物の72.3%で
ある3万762点は急いで保存処理されなければならない状態だと文化財庁は
指摘した。

国会予算決算委所属ハンナラ党李貞鉉議員が17日に公開
した文化財庁資料によると、遺物のうち5159点は「委託保存処理など緊急で
処理しなければならない状態」である1段階に分類された。旗や御輿など議長行
列の時に使われた鹵簿類と書画類の状態が悪く、それぞれ651点のうち326
点、336点のうち168点が1段階だった。王と王妃の功徳をほめたたえた頌徳
文を本にした御冊類は、宝物級にもかかわらず373点のうち37点が1段階の
状態だった。
文化財庁はこれら遺物に対し「安定した保存・管理をするためには専門家の
詳しい状態の調査とそれを根拠にした体系的保存処理が必要だ」と話す。しか
し博物館側は今後、10年間「緊急に処理しなければならない状態」にある遺物
5159点のうち635点を保存処理するという計画を立てている。博物館関係者
は「計画よりもっと多い追加人員を投入してもこれら遺物の3分の1は手もつけ
られない」と話した。「可能な早いうちに保存処理をしなければならない状態」で
ある2段階の遺物は2万5603点だ。
古い文化財の保存なんてできないんだな。