中国紙、広州日報(電子版)は17日、「50人の決死隊に敬礼!」との見出しで、高濃度の放射性物質(放射能)漏れの恐れがある東京電力福島第1原発に残って復旧作業を続ける50人を含む、180人の作業員を讃える社説を掲載した。
社説は「いま全世界の注目が福島第一原発に集まっている」とし、原発に残って極めて危険な作業を続ける50人が、16日に一度は退避指示が出たもののすぐに戻ってきたことや、その後作業員が180人に増えたことを紹介した。
続いて米メディアの報道に基づく形で、次のように述べた。50人の作業員は全身を覆う防護服を着けているとはいえ、現場の高濃度の放射線量を考えると心もとないものだ。命の危険を冒しながらも、さらなる被害拡大を避けるために、他人の安全のために、危険な環境にとどまり続ける彼らを、欧米メディアは「死をも恐れぬフクシマ・フィフティ」と讃えている。その中には志願者もいる。原発の作業員が180人に増えたとき、米コロンビア大学放射線研究センターのデービッド・ブレナー所長は、「高濃度の放射線を浴びることになるだろう」とみて、彼らこそ「真の英雄だ」と讃えた。
社説は、「他人の生命安全のためにわが身を危険にさらす180人の作業員の献身的な精神と勇敢な行動」は「偉大な人間性の現れで、感動的」など大きな賛辞を送っている。