世銀報告書:震災後の日本の再建、5年を要する可能性
世界銀行は、今月発生した大地震と津波による打撃を受けた日本の再建には5年を要する可能性があるとの見解を明らかにした。
世銀は21日付の報告書で、「過去の事例からみると、実質国内総生産(GDP)の伸びには2011年半ばまでマイナスの影響が出るだろう」と分析。「その後の数四半期は復興努力が加速することで成長が上向くだろう。再建の努力は5年間続く可能性がある」と指摘した。
世銀は、東日本大震災の被害総額が1220億から2350億ドル(約9兆9000億から19兆円)に達するとの民間予想に言及。日本の成長率の一時的な鈍化に伴い貿易・投資の流れが阻害され、地域経済にも短期的にある程度影響を与えるだろうと予想した。中でも自動車や電子機器産業が最も影響を受ける公算が大きいとしている。
世銀はまた、今回の震災を分析する上で1995年に発生した阪神・淡路大震災が参考になるだろうと指摘。復興資金に充てるため外貨建て資産を売却するレパトリエーション(本国への回帰)が進むとの観測からトレーダーがキャリートレード(低金利の通貨を借り入れ高利回り資産に投資する取引)の解消に動く中、日本銀行による流動性供給と円高が「債券利回りを押し下げる圧力になる」との見方を示した。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=ajXBEl86ip4Y
ちなみに、日本の対外純資産は約3兆3000億ドル。単純計算で、この純資産の4%から7%を切り崩せば、復興出来る事になります。
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