毒ギョーザ事件以来の大規模食中毒事件になりそうな・・・
ユッケ!
ユッケ食べ重体の40歳代女性死亡…死者3人目
読売新聞 5月4日(水)14時55分配信
富山、福井両県の焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」店舗で食事をした男児2人が腸管出血性大腸菌「O(オー)111」に感染して死亡した集団食中毒で、富山県は4日、同県砺波市の同チェーン砺波店でユッケを食べて重体になっていた40歳代女性が同日午前、死亡したと発表した。
発表によると、女性は先月23日に同店で食事をし、26日に腹痛の症状が表れ、27日に入院。29日に腎臓障害などを引き起こす溶血性尿毒症症候群(HUS)で重症になり、30日に意識不明となっていた。女性からは、O(オー)111、O157の腸管出血性大腸菌が検出されていないが、県は集団食中毒の状況などから、同店での飲食が原因とみている。
焼き肉店集団食中毒:北陸3県、相談300件超える 高まる市民の不安 /福井
毎日新聞 5月4日(水)14時38分配信
焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」で食事をした福井・富山の男児2人が死亡した集団食中毒で、北陸3県の市民の不安が高まっている。発覚した翌日の4月28日から3日までの6日間で、富山県を中心に北陸3県に寄せられた相談件数は300件を超えた。
富山県では、県内4カ所の厚生センターと富山市保健所に相談窓口を設置し、電話で受け付けている。3日までに297件も寄せられた。主な内容は、▽食中毒が出た店でユッケを食べたが大丈夫か▽食事をしてから下痢などの症状が出た--など。各厚生センターや富山市保健所では、相談してきた人に対して、医療機関への受診を勧めるほか、検便もしている。
また、福井県内の健康福祉センターにも3日までに「ユッケを食べたが大丈夫か」など計15件の相談が寄せられた。3日には、亡くなった男児と同じ福井渕店で4月21日にユッケを食べたという女性が直接相談に訪れたという。症状は軽いが、医療機関を受診することを勧めた。石川県と金沢市でも12件の相談が寄せられている。
一方、富山県高岡市内で3日に開かれた同市の男児(6)の葬儀では、父が「(息子は)7年弱の短い命だった。一日一日を大切に過ごさないといけないよと言っていると思う。みなさんの記憶の中に少しでも長くとどめておいてほしい」と涙ながらに訴えた。参列した同市内の男性(74)は「笑顔がかわいい子だった。不幸に思えてならない。二度と起きないよう、生肉の衛生基準などを見直した方がいい」と話した。
生食用牛肉の出荷ゼロ=厚労省基準満たさず、罰則なし―飲食店、加熱用を転用
時事通信 5月4日(水)12時30分配信
富山、福井両県の焼き肉チェーン店で、生の牛肉を使ったユッケを食べた男児2人が死亡した集団食中毒事件に絡み、専用設備で肉の表面を削り取ることなどを求めている厚生労働省の「生食用食肉の衛生基準」を満たす生牛肉は、2008~09年度には一切出荷されていなかったことが4日、分かった。
衛生基準に反しても罰則はないため、飲食店などは加熱用肉を独自に処理するなどして生で提供しているのが実情という。
厚労省は1998年、腸管出血性大腸菌O(オー)157による食中毒が相次いだことを受け、生肉用のガイドラインを策定。
腸管出血性大腸菌は肉の表面に付着していることから、食肉処理施設で温度を10度以下に保ち、表面を削り取る「トリミング」を行うことなどを求めた。
同省が肉の種類ごとに実態調査を始めた08年度以降、基準に合致した食肉処理施設は11~12カ所あったが、出荷されたのは全て馬肉か馬レバーで、今回の食中毒の原因とみられているユッケに用いられる生牛肉はなかった。
焼き肉店に納入の段階で既に菌付着か
TBS系(JNN) 5月4日(水)12時29分配信
富山県によりますと、死亡した富山県と福井県の2人の男の子から検出されたO111は、遺伝子型が一致しており、菌が付着したひとかたまりの肉が分けられて、富山と福井の店舗に送られたなどの可能性が推測されるということです。
また、富山県内の「焼肉酒家えびす」3店舗への立ち入り調査では、店内に残っていた肉や調理器具などから菌が検出されていないことから、富山県では、焼肉店に納入された段階で、既に肉に菌が付着していた可能性が高いという見方を強めています。(04日11:37)最終更新:5月4日(水)15時2分
肉販売業者もユッケ用と認識、加熱用殺菌し納入
読売新聞 5月2日(月)3時8分配信
富山県砺波市の焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」砺波店で、生肉のユッケを食べた同県高岡市の男児(6)が腸管出血性大腸菌「O(オー)111」に感染し、死亡した集団食中毒で、東京都板橋区の食肉販売業者がユッケ用と認識しながら、加熱用の肉を殺菌消毒して卸販売していたことが1日、食肉販売業者などへの取材でわかった。
同チェーンを運営するフーズ・フォーラス社(金沢市)も加熱用と認識しており、取材に対し、「安く仕入れたかった」と説明している。
同チェーンでは4月、福井市の店舗で食事をした男児(6)も「O111」に感染し、死亡しており、富山、福井両県警は、業務上過失致死容疑の可能性もあるとみて店側などから事情を聞いている。
食肉販売業者によると、フォーラス社から商談があったのは2年前。厚生労働省の基準に沿った生食用の肉は扱っていなかったが、アルコールで殺菌し、真空パックに入れる安全対策を講じることでフォーラス社と話がまとまったという。
業者は取材に対し、「ユッケに使うことは聞いていた」としたうえで、「生食用でない肉をユッケに使うかどうかは、あくまで買った側の判断」と話している。
別の焼き肉店でも男児死亡…加熱用肉を生食提供
読売新聞 5月1日(日)3時3分配信
富山県砺波市の焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」砺波店で、生肉のユッケを食べた同県高岡市の男児(6)が腸管出血性大腸菌「O(オー)111」に感染して死亡した集団食中毒で、福井市の同チェーン店で食事をした未就学の男児もO111に感染し、死亡していたことが30日、厚生労働省などへの取材でわかった。
同チェーンを経営するフーズ・フォーラス社(金沢市)が、厚労省の基準で生食用にできない肉をユッケとして客に提供したことも判明。富山、福井両県でさらに調査している。
厚労省などによると、男児は下痢、血便などの症状で4月21日に入院。O111が検出され、腎臓障害などを引き起こす溶血性尿毒症症候群(HUS)の疑いで重症となり、同27日に死亡した。男児は発症前、福井市内の同チェーン店で食事をしていたことがわかり、福井県が従業員に事情を聞くなどして、同店での食事が原因かを確認している。
同チェーン全20店舗に肉を卸販売している東京都板橋区の食肉販売業者は本紙の取材に対し、「そもそも生食用の肉は扱っていない。焼き肉など加熱用の肉のみ」と説明。卸した肉の包装などにも生食用とは記載しておらず、フォーラス社も「生食用でないことはわかっていた」と認めた。 最終更新:5月1日(日)3時3分